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規律違反で浦和退団の柏木陽介がJ3岐阜へ完全移籍「自分が招いたことですが、とても悲しい…」

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 浦和レッズは12日、MF柏木陽介(33)がFC岐阜に完全移籍することを発表した。

広島ユースからトップ昇格した柏木は2010年に浦和に完全移籍。10番を付けて主力として活躍してきたが、2月の沖縄キャンプ中に規律違反が発覚。過去にも規律違反があったとして、他クラブに移籍することで合意していた中で岐阜への完全移籍が発表された。

新天地での背番号は「42」に決定。岐阜の公式サイトを通じて、柏木は「浦和レッズで自分の甘さから結果として規律違反を行ってしまい、移籍先を探すことになった自分に、FC岐阜からオファーをいただき、サッカーができる環境を与えて下さったこと、言葉では言い表せないくらいの感謝の気持ちしかありません」とコメント。一方、浦和の公式サイトを通じて、以下のコメントを発表している。

「改めまして、浦和レッズに関わる全てのみなさまに、ご迷惑をおかけしましたことをお詫びいたします。昨年も自覚を欠いた行動を起こしたにも関わらず、今回新監督と一緒にチーム一丸となって開幕を迎えなければならない大事な時期にチームの和を乱す行為を行ったことを深く反省しています。本当に申し訳ありませんでした。

 このたび、FC岐阜に完全移籍することになりました。

 浦和レッズで11年間プレーさせていただきました。僕にとって浦和レッズというチームは特別です。正直、このような形でチームを離れるとは思っていなかったので、自分が招いたことですが、とても悲しいですし、何より申し訳ない気持ちでいっぱいです。

 浦和レッズの一員としてACLなどタイトルを獲得できたことはもちろん、2011年に残留争いをしているときに苦しくて大変だったチームを優勝争いに近い熱量でみなさんに応援してもらったことが強く印象として残っています。良いときも悪いときも変わらぬ声援をいただいたこと、それと同時に大きなプレッシャーや責任感を感じてプレーできたことは自分にとっての財産です。

 ただ、その声援を背負い、最高のサポートをしていただいたにも関わらず、Jリーグのタイトルを獲得できなかったことがとても心残りです。

 今日で浦和レッズを離れますが、FC岐阜でサッカー選手として、人として成長し、これまでの弱い部分を克服して、また埼玉スタジアムでプレーできるように努力します。

 最後になりますが、ファン・サポーターのみなさま、パートナー企業のみなさま、そして自分を支えてくれた浦和レッズに関わる全ての方に感謝しています。

 本当にありがとうございました」

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