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名古屋MF稲垣祥が攻守に凄すぎる「チーム全体で同じ絵を描けている」開幕4連勝はクラブタイ記録

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[3.13 J1第4節 神戸0-1名古屋 ノエスタ]

 2試合連続決勝弾。しかし今のこの男に確変という言葉は当てはまらない。攻守の存在感が圧倒的すぎる。前半19分に相手のパスミスを奪ったとみるや、迷わず右足を一閃。名古屋グランパスのMF稲垣祥は、誰も止めることができないであろう強烈なミドルシュートを突き刺した。

 直前にあったGKとの1対1は抜き切ることが出来ずに、シュートにまでも持ち込むことができなかった。汚名を返上したというには、おつりがくるような鮮烈弾。背番号15は、「ミドルシュートは得意なので、いいコースに行って良かった」と充実の表情で振り返った。

 今季の名古屋は大型補強を実行。選手起用の幅が広がったことで、ターンオーバーが出来るようになった。この日は開幕からボランチを組んだMF米本拓司に代えてMF長澤和輝が先発。しかしこれまでと同じように、組織的な守備が崩れることなく、無失点で戦いを終えた。

 4連敗中だった“鬼門”敵地・神戸戦も難なく突破。2007年のクラブ記録に並ぶ開幕4連勝も飾り、順風満帆の船出となっている。マッシモ・フィッカデンティ監督から「人間性も含め素晴らしい選手」と絶大な信頼を寄せられる稲垣も、「チーム全体でどう進めるかは、みんなが同じ絵を描きながらやれた。そういったところの自信はより深まっている」と手ごたえを語った。

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