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石丸監督の凱旋試合、松本vs山形は1-1ドロー…互いに好連携からゴール奪う

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山形の石丸清隆監督が古巣戦に臨んだ

[3.14 J2第3節 松本1-1山形 サンアル]

 J2第3節2日目が14日に各地で開催された。サンプロ アルウィンでは17位松本山雅FCと4位タイのモンテディオ山形が対戦。前半に松本が先制したが、後半に山形が追い付いて1-1の引き分けに終わった。

 松本は開幕からのアウェー2連戦でいずれもスコアレスドロー。Jリーグ参入10年目のホーム開幕戦は、J1とJ2を含めて過去に最も対戦しているクラブである山形を迎えた。参入初年度の2012年ホーム初戦でも顔を合わせた山形とのリーグ戦通算対戦成績は6勝6分4敗。また、敵地に乗り込んだ山形の石丸清隆監督は、2017年から2019年まで松本のコーチを務めている。当時は松本の柴田峡監督がチーム統括本部編成部部長を担当。互いをよく知る指揮官同士の対決にもなった。

 山形は今季初白星を収めた前節の東京V戦(○2-0)と同様にショートパスを主体に相手を崩しにかかる。しかし、松本は強度の高い守備でゴールを許さない。逆に攻撃でもリズムをつかむと、前半41分には左サイドのDF外山凌がPA内左にパスを送り、MF前貴之がワンタッチで中央へ。ニアのFW河合秀人が左足で流し込み、鮮やかなコンビネーションで均衡を破った。

 ビハインドで前半を終えた山形は後半12分に同点ゴールを奪う。相手を押し込んだ状態から、右サイドのDF山田拓巳が前方のFW南秀仁にパス。南からのボールをPA内右のMF山田康太がヒールで流し、走りながら受けた山田拓巳がゴールエリア右に進入する。GK圍謙太朗に寄せられながら折り返すと、ファーのMF加藤大樹が左足で蹴り込み、1-1とした。

 後半19分には左CKからキッカーのFWヴィニシウス・アラウージョが右足でクロス。ファーのDF熊本雄太が頭で折り返し、山田康太が左足で強烈なボレーシュートを放つ。だが、GK圍のファインセーブで逆転とはならない。

 両チームとも最後まで譲らず、そのまま1-1でタイムアップ。松本は開幕3試合連続ドロー、山形は3戦負けなし(1勝2分)となった。次節は21日となり、再びホームゲームとなる松本は千葉と対戦。開幕アウェー3連戦を終えた山形は、ホーム開幕戦として栃木を迎え撃つ。

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