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MF池田廉が2得点! 琉球が怒涛の開幕4連勝! 長崎はエジガル今季初弾も3戦未勝利に

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[3.20 J2第4節 琉球 3-1 長崎 タピスタ]

 J2リーグは20日に第4節を行い、FC琉球V・ファーレン長崎が対戦。琉球が3ー1で勝利を収め、開幕4連勝を達成した。

 開幕3連勝の琉球は前節から先発を2人変更し、DF風間宏希とMF清武功暉がスタメン復帰。4-2-3-1の布陣で、GK田口潤人がゴールを守る。4バックはDF田中恵太、DF岡崎亮平、DF知念哲矢、DF沼田圭悟。ボランチに風間宏希とMF上里一将を起用し、2列目はMF風間宏矢、MF池田廉、清武が並ぶ。最前線には、2試合連続得点中のFW阿部拓馬が入った。

 長崎は開幕節で勝利を収めたものの、その後2試合は1敗1分と勝ち切れず。今節は4-2-3-1の布陣を敷き、先発メンバーは1人のみ変更。DF磯村亮太が今季初先発となった。守備陣はGK徳重健太、DF毎熊晟矢、DF新里亮、DF二見宏志、磯村。ボランチはMFカイオ・セザールとMF秋野央樹が置かれ、2列目はFW名倉巧、MF加藤大、FWルアンが並ぶ。1トップはFW富樫敬真が起用された。

 序盤は長崎がゴールに迫る。前半14分、毎熊が右サイドからカットインをしてPA手前にパス。加藤が横に落とすと、名倉が体の向きを巧みに変えて、左足シュートを放つ。しかし相手選手の守備に阻まれた。同21分には毎熊が中盤でインターセプトをし、前線の加藤にパスを通す。加藤はドリブルから左足シュートもGK田口にキャッチされた。

 一方、琉球は反撃から先制に成功。前半26分、右サイド際の阿部から中盤のスペースにパスが出る。走り込んだ風間宏矢がクロスを飛ばすと、PA中央の池田がジャンピングボレーでゴールを仕留めた。琉球はその後も風間宏矢をアクセントに効果的な攻撃を展開する。

 互いにゴールを脅かす回数はほぼ同じ。しかしスコアは琉球が1-0でリードし、前半を折り返した。長崎は後半開始から磯村に代えて早稲田大卒のルーキーのDF鍬先祐弥を投入する。

 後半にスコアを動かしたのは再び琉球。後半9分、右サイドのFKからボールは左サイドにこぼれる。池田がダイレクトでPA右にパスを送ると、風間宏矢が収めてマイナス方向に折り返す。走り込んだ池田が右足シュートで合わせ、自身2点目をゴールに叩き込んだ。

 追いつきたい長崎は失点直後に2枚の交代カードを切る。富樫とルアンを下げてFWエジガル・ジュニオとFW玉田圭司を出場させ、攻撃力を上げた。さらに後半19分には名倉に代えてMF大竹洋平を投入する。

 しかし、琉球がさらにダメ押しの3点目を奪う。後半24分、風間宏希が右サイドからロングボールを飛ばすと、両者の交錯からボールはPA手前にこぼれる。沼田がボールを収め、利き足とは逆の右足シュートでゴール左隅に流し込んだ。琉球は後半25分に清武と風間宏希を下げてMF市丸瑞希とMF清水慎太郎を投入。さらに同33分には風間宏矢に代えてFW赤嶺真吾を入れた。

 長崎はようやく1点を取り返す。後半34分、秋野の左CKにニアサイドのカイオが触れ、流れたところをエジガルがゴールに押し込んだ。昨季はレンタル移籍で活躍を残し、今季から完全移籍で加入したブラジル人FWが今季初ゴールで1-3と点差を縮めた。

 琉球は後半39分に阿部が、長崎は毎熊がそれぞれ負傷により途中交代。試合はそのまま90分を過ぎ、琉球が3ー1で開幕全勝をキープした。同じくアルビレックス新潟が全勝を継続させており、琉球は得失点差で2位キープとなった。

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