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先発抜擢に「燃えた」柏FW細谷真大が追撃アシスト

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J1初先発の柏FW細谷真大は90分フル出場を果たした

[3.21 J1第6節 柏1-2清水 三協F柏]

「『何かを変えないといけない』というところで若手の起用」とスタメンを変更して臨んだ柏レイソルネルシーニョ監督。

 1トップとして清水戦の先発を指揮官に託されたのは、「勝ち点をとれていない中で、スタメンでいくと知って心が燃えましたし、『オレが助けるぞ』という気持ちで臨んだ」19歳のストライカーFW細谷真大だった。

 今季の初出場は第3節の名古屋戦(●0-1)の19分間。その後、第4節・川崎F戦(●0-1)で20分、第5節・鳥栖戦(●0-2)では45分と出場時間を延ばしていった。「(過去3試合では)シュートがなかったので、今日は積極的に打っていこう」。前半14分にはゴール正面、約20メートルの位置から右足で狙う。「うまく当たらず、それてしまった」が、ゴールへの意識を見せた。

 1タッチで味方に叩いたり、右サイドに流れてドリブルで突破するなど好プレーを見せていた細谷。後半21分の得点の場面では、中盤に下がってDF古賀太陽のパスを受けると、スルーパスでFW神谷優太のゴールをお膳立てした。「太陽くんからはいいボール入るので、トラップもうまく決まったので、いいアシストができたと思います」と振り返る。

「ポテンシャルは疑う余地がない」としつつも、「メンタルの部分は危惧していた」というのがネルシーニョ監督の細谷評だった。しかし、「前節の鳥栖戦でのゲームの入りがよかったからスタメンのチャンスをつかんだ」と評価。「ボールを持ったらゴールを狙っている。今日のような働きを今後も継続してやってもらいたい」と期待を寄せた。

(取材・文 奥山典幸)
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