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開幕無敗の首位・川崎F、遠野V弾で3連勝! 鳥栖は2試合連続退場者で連敗

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[4.7 J1第8節 川崎F1-0鳥栖 等々力]

 J1リーグは7日、第8節を行い、等々力陸上競技場では川崎フロンターレサガン鳥栖が対戦し、首位・川崎Fが1-0で勝利した。後半12分に退場者が出た鳥栖を押し込み、FW遠野大弥が決勝ゴール。川崎Fは昨季のリーグ戦で唯一勝利できなかった鳥栖を撃破し、開幕無敗で3連勝を飾った。

 川崎Fは3日の大分戦(○2-0)から3人を入れ替え、MF田中碧、MF長谷川竜也、FW小林悠が先発に復帰。小林が右ウイング、長谷川が左、最前線にはFWレアンドロ・ダミアンが入った。対する鳥栖は今季リーグ初黒星を喫したC大阪戦(●0-1)から4人を変更した。[スタメン&布陣はコチラ]

 鳥栖は出場停止のDFファン・ソッコに代わってDF田代雅也が先発し、リベロの位置に入った。左右非対称な可変システムのキーマンであるU-24日本代表の17歳DF中野伸哉は3バックの右に入り、守備では長谷川のスピードにもしっかりと対応。好ゲームが展開される中、島川が負傷するアクシデント。前半25分にMF中野嘉大との交代を余儀なくされた。

 中野嘉は右ウイングバックに入り、FW樋口雄太がボランチの一角にシフトした。川崎Fは徐々に攻撃の圧を強め、前半28分、L・ダミアンのパスを受けた小林がPA内右から折り返し、田中がダイレクトシュート。決定的な形だったが、コースに走り込んだMF松岡大起が体を張ったスーパーブロックで窮地をしのいだ。前半41分、43分にもL・ダミアンがフィニッシュに持ち込んだが、鳥栖はGK朴一圭ら守備陣が集中した守備で跳ね返した。

 拮抗したゲームが続いたが、後半12分、鳥栖は再びアクシデントに見舞われる。L・ダミアンへの決定的得点機会の阻止で田代にレッドカードが提示され、鳥栖は残り時間を10人で戦うことになった。ここで金明輝監督はMF飯野七聖、FW林大地、DF松本大輔の3人を同時に投入。今季、中央大から入団した松本はこれがデビュー戦となった。川崎Fも後半17分、FW三笘薫と遠野をピッチに送り込んだ。

 すると、数的優位に立った川崎Fが試合を動かした。後半20分、MFジョアン・シミッチが縦パスを入れ、L・ダミアンがスルー。PA内に抜け出した遠野のトラップは相手守備に寄せられて乱れたが、体勢を崩しながら押し込んだ。これが決勝点となり、川崎Fが1-0で完封勝利。2試合連続で退場者が出た鳥栖は開幕6戦無敗から連敗を喫した。

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