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レッド2枚に負傷者も…荒れ模様の一戦を制したFC東京がホーム3連勝! 札幌は2戦ぶり黒星

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2ゴールを挙げたFC東京FWディエゴ・オリヴェイラ

[4.7 J1第8節 FC東京2-1札幌 味スタ]

 J1第8節が7日に行われ、7位FC東京は味の素スタジアムで13位北海道コンサドーレ札幌に2-1で勝利した。これでホーム3連勝。リーグ戦では5試合無敗(3勝2分)としている。

 試合は序盤から札幌がボール支配率で上回る展開。スコアレスの時間が続く中、前半29分にMFチャナティップのスルーパスからMF小柏剛がDF岡崎慎の背後を取り、抜け出そうとしたところでカバーに来たDF渡辺剛に倒される。主審は渡辺に対してレッドカードを提示した。

 持ち味のスピードで相手の一発退場を誘発した小柏だが、前半35分に右サイドでドリブルを仕掛けた際に足を滑らせて転倒し、左肩を痛める。起き上がれずに担架で運び出され、同39分にFW菅大輝が緊急投入された。

 10人のFC東京は無失点で前半をしのぎ、後半に入って徐々に攻撃のペースをつかむ。すると後半10分、カウンターから左サイドをドリブルで持ち上がったFWディエゴ・オリヴェイラがゴール方向へ抜け出そうとした瞬間に、DFキム・ミンテのファウルを受けて倒れる。主審はキム・ミンテにイエローカードを出したが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)のオンフィールドレビューを経てレッドカードに変更した。

 そして後半16分、これで獲得したFKからキッカーのMF三田啓貴が左足でクロスを送り、ニアのFW永井謙佑が頭でコースを変えると、ゴール前のD・オリヴェイラが左足で押し込む。ブラジル人ストライカーのホーム4戦連発弾でFC東京が先制した。

 後半21分には自陣のFWアダイウトンからのロングボールにD・オリヴェイラが反応し、MF駒井善成と入れ替わってPA内右に進入。後ろからMF宮澤裕樹に倒され、PKをゲットする。宮澤にはイエローカードが提示された。

 後半24分にPKキッカーを務めたのはD・オリヴェイラ。GK菅野孝憲の逆を突いて右足でゴール右に決め、今季5得点目で2-0とした。

 札幌は後半38分、DF福森晃斗の正確なフィードを起点にFWアンデルソン・ロペスが1点を返したものの、1-2で終了のホイッスル。2試合ぶりの黒星を喫し、今季初の連勝とはならなかった。

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