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名古屋無失点は7試合継続も…10人湘南崩しきれず2戦連続スコアレス

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MF三幸秀稔が前半43分に退場となったが、湘南が耐え抜いた

[4.7 J1第8節 湘南0-0名古屋 レモンS]

 2位の名古屋グランパスは敵地で湘南ベルマーレと0-0で引き分け、2試合連続のスコアレスドローとなった。

 前節のFC東京戦を引き分け、開幕からの連勝が6で止まった名古屋。無失点は継続させたものの、得点力不足を露呈した。

 そしてこの日は10人の相手を崩し切ることが出来なかった。前半終了間際の43分、湘南はMF三幸秀稔が立て続けにイエローカードを貰ってしまう。序盤から拮抗した展開だったが、湘南が10人となったことで、後半は名古屋が一方的に攻め込む展開になる。

 しかし名古屋は湘南が埋めるスペースを掻い潜ることができない。交代選手でFW齋藤学やFW前田直輝、MF阿部浩之といった攻撃的な選手を次々と投入するが、湘南ディフェンス陣の体を投げ出してまで止める気迫の守備を最後まで崩すことが出来なかった。

 0-0で耐え抜いた湘南は3試合連続のドロー。それでも、試合後のフラッシュインタビューに答えたDF石原広教は「大きな勝ち点1、次につながる試合になった。歴代のベルマーレの選手たちが築いてくれたチームのために戦うことを全員がやれたと思います」と胸を張った。

 なお、名古屋の7試合連続無失点は、14年に浦和が記録したJ1記録に並ぶ数字となった。堅守を誇る名古屋が、次節11日に敵地大分戦でJリーグ史に名を残すことができるか注目される。

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