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猛抗議で後半ATは9分…琉球が甲府に完封勝ちで2位キープ

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琉球が1-0で甲府に勝利

[4.25 J2第10節 琉球1-0甲府 タピスタ]

 J2第10節が25日に行われ、2位FC琉球はホームで6位ヴァンフォーレ甲府に1-0で勝利した。2試合ぶりの白星を手にし、首位新潟と勝ち点1差の2位をキープ。敗れた甲府は4戦ぶりの黒星となった。

 琉球は前節・町田戦(●0-3)で今季初黒星を喫し、開幕からの無敗記録は8試合(7勝1分)でストップ。一方の甲府は前節・相模原戦(○2-0)で5試合ぶりの白星を挙げ、連勝を目指して敵地に乗り込んだ。

 立ち上がりは甲府がボールを動かしながら攻撃のリズムをつかみ、MF中村亮太朗やMF山本英臣がシュートチャンスを迎える。琉球も時間の経過とともに攻め込むシーンを増やしたが、互いにゴールを奪えず、スコアレスで折り返した。

 後半に入っても均衡状態が続くと、両チームは次々と交代カードを切って打開を試みる。しかし、互いに守備で隙を見せず、決定機が生まれるまでには至らない。

 膠着した状況が続く中、後半44分には琉球MF上里一将が自陣のセンターサークル内から左足で意表を突くロングシュート。戻ったGK岡西宏祐が間一髪で弾き出し、会場がどよめく。

 このプレーで琉球は左CKを獲得。後半45分、キッカーのMF清武功暉が右足でクロスを送り、岡西にパンチングされたボールにMF池田廉が頭で合わせる。このシュートに反応した岡西と琉球DF岡崎亮平が競り合うと、2人には当たらずにネットが揺れた。

 GKへのファウルだったとして甲府側が抗議したものの、判定は変わらず、記録は池田の得点。約9分のアディショナルタイムを経て琉球が1-0で逃げ切り、対甲府戦で初勝利を収めた。

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