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大宮が公式声明を発表「クラブとして重く受け止めております」

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大宮が公式声明を発表

 大宮アルディージャは28日、クラブ公式サイトで「大宮アルディージャを愛する全ての皆さまへ」と題し、代表取締役社長を務める佐野秀彦氏の声明を発表した。

 大宮は今季J2リーグ戦で10試合を消化し、2勝2分6敗(勝ち点8)でJ3降格圏内の21位に低迷。佐野氏はこの現状について「クラブとして重く受け止めております。ファン・サポーター、パートナー、後援会やホームタウンの皆さま、クラブに関わる全ての皆さまの期待に応えられない状況となっていること、誠に申し訳ございません」と謝罪している。

 新たに岩瀬健監督を迎え、昨季の15位から巻き返しを図った今季。「新しいクラブビジョンのもと『J1昇格』を目標に継続的な成長につなげるべく臨んでおり、一体感を持ち一つひとつの勝ちにこだわって、勝利に結び付くように努めてきました」というが、「結果につながらず大変に苦しい戦い」が続いている。

 それでも「J1昇格」の目標は決して諦めていないという。「目標達成に向け、7月の中断期間を迎えるまでが最大の正念場と捉え、シーズンの折り返しを迎える時点で『J1昇格』を狙えるポジションを目指します」と表明した。

 3連敗を喫した25日のJ2第10節・町田戦(●0-1)から今回の公式声明に至るまで「もう一度原点に立ち返り、戦えるチームとなるべく監督、スタッフ、選手、フロントが本音をぶつけあうミーティングを重ね、J1昇格に向け決して諦めずにチャレンジすることを全員で意思統一しました」といい、強化本部長の西脇徹也氏や岩瀬監督と「クラブが目指すサッカーで勝利を掴み取り『J1昇格』の目標に向かうために、ピッチ内の課題をひとつずつクリアしていくこと、目の前の一戦に向けて勝利を目指し士気を高めていくこと、そしてチームに関わる全員がブレずに結果にこだわり、自らの責任を果たしていく考えをあらためて確認をいたしました」としている。

 佐野氏は「これからも厳しい戦いが想定されますが、その上で、このクラブにとってファン・サポーターの存在は大きなものがあります。選手たちも大宮アルディージャに誇りを持ち、絶対勝利するという強い気持ちで試合終了まで戦い続け、全員の思いをピッチで表現し、一戦一戦取り組んでまいります」と宣言。「この難局をファン・サポーターの皆さまと共に、なんとしても乗り越えたいと思います。引き続き大宮アルディージャへの熱いご支援、ご声援をよろしくお願い申し上げます」と呼びかけた。

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