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“なぜそこに”山根、ゴールへの嗅覚持つ右サイドバックの意識「3列目から入っていけば…」

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ゴールを喜ぶDF山根視来

[5.4 J1第12節 川崎F3-2名古屋 等々力]

 両手のガッツポーズで喜びを爆発させ、天に向かって咆哮した。川崎フロンターレDF山根視来が今季2点目をマーク。チームで唯一、開幕から1260分フルタイム出場。27歳の右サイドバックは開幕14戦無敗の首位川崎Fに欠かせない存在となった。

「マンツーマンで見てくるチームだったので、後ろの選手が入ってくるとイレギュラーが起きて、違う枚数で守備をしないといけなかったりする。3列目から入っていけば、なかなかマークがつかれない。僕自身もそういう風に入ってこられると嫌ですし、狙っているところなので、きょうは結果になってよかった」

 1-0で折り返した後半5分、ドリブルで持ち上がった山根は味方にパスを出すと、そのまま前線に残った。その直後、FW三笘薫がPA左を突破し、ゴールライン際からクロスを供給。タイミング良くゴール前に入った山根が、ダイレクトで押し込んだ。

「数字は狙っていますし、サッカーやっている以上、得点で目立ちたい。入っていくタイミングは間違えないようにしています」

 ゴールへの嗅覚を持つ元アタッカーが持ち味を発揮し、才能を花開かせている。3月に日本代表に初招集されると、A代表デビュー戦となった3月25日の韓国戦でも右サイドバックで出場し、いきなりゴールを記録。「継続して代表に入っていくには結果を残さないといけないし、Jリーグで目立つ存在じゃなければいけない。毎試合をアピールの場として、いいプレーをすることを心がけています」と意欲を口にした。

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