beacon

首位新潟がドローでクラブ新の開幕13戦無敗…松本は“エース対策”奏功もチャンス生かせず

このエントリーをはてなブックマークに追加

新潟は松本とスコアレスドロー

[5.9 J2第13節 新潟0-0松本 デンカS]

 J2第13節が9日に行われ、首位アルビレックス新潟はホームで10位松本山雅FCと0-0で引き分けた。連勝は3でストップ。クラブ記録を更新する開幕13試合無敗(10勝3分)とし、前節終了時点の2位FC琉球との勝ち点3差をキープした。

 ともに3連勝で迎えた一戦。新潟は4-2-3-1、松本は3-4-2-1の布陣でスタートした。松本は開幕からセンターバックでの出場が続いていたDF大野佑哉を今季初めて右ウイングバックで先発起用。新潟の左サイドハーフを務めるエースMF本間至恩にぶつける形となった。

 開始から圧倒的にボールを支配する新潟は、奪われても素早い切り替えで取り返し、松本を押し込み続ける。しかし、パスワークで松本の守備を崩すまでには至らない。また、個の打開力がある本間も警戒されて複数の厳しいマークを受けるなど、チームとして攻めあぐねる展開となった。

 一方、松本は守備のバランスを保ちつつ、効率の良い攻撃で新潟以上にチャンスを作り出していく。前半17分には右CKの混戦からMF下川陽太のシュートがクロスバーを直撃。徐々にボールを持つ時間も増やし、得点の雰囲気を感じさせながら0-0でゲームを折り返した。

 後半は立ち上がりから松本がゴールに迫る中、後半6分に新潟が絶好機を迎える。DF藤原奏哉の浮かせたパスからFW谷口海斗が相手の背後を取り、PA内右に進入。中央へ持ち出して左足を振り抜くも、シュートはクロスバーを越えた。

 後半14分には松本の下川が左サイドから右足でクロスを送り、ゴール前のFW阪野豊史が低い体勢からヘディングシュート。だが、バウンドしたボールはクロスバーに当たり、先制とはならない。

 新潟も谷口の動き出しを生かした攻撃やMF高木善朗の直接FKでゴールを脅かす。後半29分には左サイドの本間が大野との1対1からPA内左にカットインし、右足で強烈なシュート。逆転につなげた前節・大宮戦(○3-2)の同点ゴールと似たような形だったが、わずかに枠の右上へと外れた。

 その後も互いにチャンスを創出しながら最後まで得点を挙げられず、スコアレスで試合終了。両チームとも連勝は3で止まった。

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2021シーズンJリーグ特集ページ
●“初月無料”DAZNならJ1、J2、J3全試合をライブ配信!!
●[J2]第13節2日目 スコア速報

TOP