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湘南が4戦ぶり白星で今季3勝目! 名古&ウェリントンの2得点で大分を完封に抑える

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[5.9 J1第13節 湘南 2-0 大分 レモンS]

 J1リーグは9日に第13節を行った。湘南ベルマーレ大分トリニータが対戦し、湘南が2ー0で勝利。MF名古新太郎とFWウェリントンが得点を挙げた。

 湘南は直近の公式戦7試合で引き分けが続く。リーグ戦では4試合ぶりの白星を目指し、3ー1ー4ー2の布陣を敷く。前節からメンバーを2人変更し、DF田中聡とFWタリクが起用された。GK谷晃生がゴールを守り、3バックはDF舘幸希、DF石原広教、田中が並ぶ。中盤のセンターにMF中村駿が入り、右WBにMF岡本拓也、左にMF高橋諒を配置。2列目に名古とMF山田直輝、2トップにタリクとFW町野修斗が入った。

 大分は前節で7連敗がストップ。リーグ戦では今季初の無失点、ホーム初勝利を手にし、ここからの挽回を図る。3ー1ー4ー2でメンバーは2人変更。DF福森健太、FW渡邉新太が起用された。GKはポープ・ウィリアムで、3バックはDF小出悠太、DF坂圭祐、DF三竿雄斗。MF小林裕紀がアンカーを務め、右サイドにMF松本怜、左は福森が配置される。2列目はMF町田也真人とMF下田北斗。2トップは渡邉とFW長沢駿が入った。

 湘南は前線からのプレスが効果てきめん。前半17分には町田が左サイドからクロスを上げ、風で軌道が変わったところを名古が右足でトラップする。いい形でボールを収め、左足を振り抜き、ゴール右ポストに当てながら先制ゴールを決めた。

 湘南は終始攻めることで大分を封印。前半はシュート6本を放ち、一方で大分はシュート0本に終わる。

 追いかける大分は後半14分に決定機。松本がワンツーパスから右サイドを抜け出し、ノーマークでクロスを上げる。ボールはPA中央に飛ぶと、走り込んだ渡邉がダイレクトシュート。しかし、GK谷のスーパーセーブに阻まれる。渡邉はこぼれ球を再び押し込むが、谷にコースを塞がれてボールはゴール左ポストを直撃。絶好のチャンスをものにできなかった。

 1ー0でリードする湘南は後半15分に3枚のカードを切る。山田、名古、町野を下げて、MF古林将太、MF茨田陽生、FW大橋祐紀を投入した。同22分にはGK谷のロングフィードに大橋が反応。飛び出した相手GKポープと入れ替わり、無人のゴールに向けてシュートを放つが、わずかにゴール枠外に外れた。

 湘南は後半32分にタリクに代えて、ウェリントンを投入。攻勢を強め、舘や古林がサイドからゴールに迫っていった。大分は後半27分に福森と渡邉を、同36分には小出を下げて、DFエンリケ・トレヴィザン、FW屋敷優成、DF羽田健人が入った。湘南も42分に高橋を下げ、FW池田昌生を出場させた。大分は44分に三竿と松本を下げ、MF高山薫とFW高澤優也を入れている。

 湘南は後半アディショナルタイム2分に勝利を決定づける追加点。池田が右サイドからアーリークロスを飛ばすと、ウェリントンが相手守備陣の上からヘディングシュートを放つ。ゴール左に流し込み、2ー0で点差を広げた。

 試合はそのまま終了し、湘南が2ー0で勝利。4試合ぶり白星で待望の今季3勝目とした。大分は湘南の堅守を破れず、2試合ぶりの黒星となった。

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