モンテディオ山形が12日にクラブ公式ツイッター(@monte_prstaff)を更新し、同日からピーター・クラモフスキー新監督の練習指導がスタートしたことを報告した。

　オーストラリア出身のクラモフスキー氏は来日した2018年から横浜F・マリノスのヘッドコーチを務め、アンジェ・ポステコグルー監督の右腕として翌2019年のJ1制覇に貢献。2020年から率いた清水エスパルスでは同年11月に契約解除となり、今年4月に石丸清隆前監督の後任として山形の新指揮官に就任した。

　山形にとってシーズン中の監督交代と外国人指揮官の招へいは、いずれもクラブ史上初。クラモフスキー監督の就労環境が整うまでは佐藤尽コーチが暫定で指揮を執っていた。

　クラブはツイッターで「今日から”BOSS"、ピーター・クラモフスキー新監督の練習指導が快晴の中スタート!」とし、チーム全体写真の撮影を行う様子の動画を投稿。続けてクラモフスキー監督がチーム指導開始にあたり、選手たちに「毎日毎日練習が大切だ。自分の最大限を毎日出していこう!毎セッションごとに全力を出していこう!」と伝えたことなどを紹介し、トレーニング風景の写真も掲載している。

　その一連のツイートの中でクラブは「ピーター・クラモフスキー新監督をわれわれはBOSS(ボス)と呼びます。みなさんにちょっとしたお願いです。ネット上で親しみを込めたニックネームもあり、BOSSもよくそのことを理解していますが、ぜひファミリーみんなでひとつになるために、みなさんも『BOSS』と呼んでくださいね!」とファン・サポーターに呼びかけた。

　山形は現在13試合を消化し、3勝5分5敗(勝ち点14)の17位。“BOSS”とともにJ2の高みを目指し、山を登っていく。

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