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今季リーグ初先発で2A! 「アグレッシブに」攻守で貢献したFC東京MF高萩洋次郎

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アダイウトンの2ゴールをお膳立てした高萩洋次郎

[5.15 J1第14節 柏0-4FC東京 三協F柏]

 前節の鹿島戦(●0-3)、「(ボールを)取った後つなげたかった」と反省点を挙げたFC東京長谷川健太監督は、そのつなぎ役として4-2-1-3のトップ下にMF高萩洋次郎を配した。

 1-0でリードしていた前半17分には、敵陣での柏のミスから高萩がボールを奪うと、FWアダイウトンへスルーパスを送ってゴールをアシスト。その1分後には、MF安部柊斗の縦パスを高萩はヒールで流すと、ボールは柏DF2人の間をすり抜けてアダイウトンへ。そのままドリブルで持ち上がってゴールネットを揺らした。

「なかなかリーグ戦の出場機会も少なかったので外から客観的にFC東京の試合を見ていた中で、もっとアグレッシブにチーム全体が思い切ってプレーできればいいなと思って試合に入った」という高萩は、今季初のリーグ戦先発で2アシストという結果を残し、指揮官も「こちらの意図をしっかり汲んでプレーしてくれた」と称えた。

 攻撃だけでなく守備でもチームへの貢献は大きかった。守備時にはひとつ上がってトップの位置に入り、終盤になっても柏守備陣にプレッシャーをかけ続けた。「守備の選手も攻撃の選手も思い切ってプレーできるように、守備のスイッチや攻撃のスイッチを入れることを意識してプレーした」という高萩の攻守にわたる活躍もあって、4-0の大勝を飾った。

 FC東京にとって7試合ぶりの無失点。完封勝利は今季初だ。「いままで軽い失点が多かったので、最後まで気持ちを出して戦ってくれた」と長谷川監督は手応えを口にしていた。

(取材・文 奥山典幸)
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