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湘南が埼スタで劇的な逆転勝利! 浦和はビルドアップで失点につながるミス連発…

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湘南が劇的な逆転勝利を飾った

[6.20 J1第18節 浦和2-3湘南 埼玉]

 J1第18節が20日に開催された。14位湘南ベルマーレは敵地で8位浦和レッズと対戦し、3-2で逆転勝利。リーグ戦6試合ぶりに白星をつかんだ。

 公式戦10試合無敗(6勝4分)で今節を迎えた浦和は、大卒ルーキーのMF大久保智明をリーグ戦でプロ初の先発起用。前半9分、その大久保がキッカーを務めたFKの二次攻撃から、左サイドのFW小泉佳穂がスルーパスを送り、PA左脇に駆け上がったDF明本考浩が折り返す。ニアのFWキャスパー・ユンカーがスルーし、中央でぶつれたDF槙野智章が粘ってつなぐと、そのボールをユンカーが左足でゴール左に蹴り込んだ。

 デンマーク人FWの2試合ぶりの得点で先制した浦和だったが、前半27分に思わぬミスから失点を喫する。湘南FWウェリントンが古巣対戦となるMF金子大毅の弱くなったパスをPA内左でカットし、キープから後ろのMF田中聡へ。田中が中央へ送ったボールをMF池田昌生がスルーすると、走り込んだMF山田直輝が右足でシュートを放ち、槙野に当たってネットを揺らした。

 1-1で折り返した浦和は後半8分に勝ち越す。カウンターから小泉のスルーパスを受けたユンカーがスピードに乗ったドリブルで運び、PA手前左から左足でループシュート。前に出ていたGK谷晃生の頭上を越え、華麗に無人のゴールへと吸い込まれた。

 ところが、ここから湘南が猛反撃を見せる。後半25分に左サイドのMF畑大雅が右足でクロスを供給。ニアに飛び込んだウェリントンが頭で叩き込み、今季3得点目で2-2とする。

 さらに後半42分、GK鈴木彩艶のパスがずれたのを見逃さずにMF名古新太郎がボールを奪い、その流れからPA左外のMF梅崎司が右足でクロス。こぼれ球をファーで拾ったDF岡本拓也が左足で蹴り込み、3-2と試合をひっくり返した。

 浦和は最終盤の攻勢も実らず、そのままタイムアップ。リーグ戦6試合ぶり、公式戦11試合ぶりの黒星を喫した。

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