アビスパ福岡は10日のJ1第22節・横浜F・マリノス戦で0-2の敗戦。試合後、DFエミル・サロモンソンが自身のツイッター(@kawhisoserious1)上で怒りを露わにした。

　福岡は横浜FMに0-2で敗れた。試合後にはクラブの公式ツイッターが結果報告のツイート。すると、それへの返信で福岡の外国人選手に対して人種差別的な内容を含んだ投稿が見られた。

　サロモンソンはすかさずSNSでその投稿に反応。「ショックを受け、動揺と怒りがあふれる。本当に悲しい。こんな投稿を日本で見ることになるとは思ってもみなかった」と衝撃を受けたことを伝える。「人種差別は絶対に許されることではない。そしてそれを黙っていることなど私はできない。変えなければいけない。チームメイトを猿と呼ぶことは許されない」と怒りを発した。

　だが、話はより悪質的なものと判明する。実は人種差別的な投稿を行ったのは、横浜FMサポーターの“なりすまし”偽アカウントだった。サポーターのフリをしながら誹謗中傷を行う手口は数年前から急増。今回もその手口によるものだった。周囲からの指摘を受け、サロモンソンは改めて注意喚起。「みなさんご存知のように、この(アカウントの)持ち主はハッキングに遭っています!この人の印象を悪くしようとしている。だから、私たちは愛を持って憎しみに反応します」と強調している。

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