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清水、原輝綺2戦連発も…徳島が土壇場で追いつきドロー

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清水はDF原輝綺が2得点を演出したが…

[7.11 J1第22節 徳島2-2清水 鳴門大塚]

 徳島ヴォルティス清水エスパルスの一戦は、2-2の引き分けに終わった。徳島は連敗を3で止めたものの、勝ちなしは7戦に。清水は2試合ぶりのドローで4戦負けなしとなった。

 13位清水と15位徳島の対戦。ただしここ最近復調気配をみせる清水に対し、徳島は約2か月勝利から遠ざかっている。状況を打開すべく、徳島はFW垣田裕暉をベンチスタート。京都橘高から加入したルーキーFW西野太陽を初先発で起用した。

 試合は清水が試合開始早々にスコアを動かす。前半2分、左サイドからMF片山瑛一がロングスローを入れると、混戦の中でFWチアゴ・サンタナが競り勝つ。落としたボールをDF原輝綺が右足で蹴り込み、先制点を奪った。

 しかし徳島も前半14分に反撃。左サイドから組み立てた徳島はMF岩尾憲が横パス。これをエリア手前で受けたMF渡井理己が思い切ったミドルシュートを狙うと、ボールは一直線にゴールネットに突き刺さった。

 だが好調の清水はすぐに勝ち越し点を奪う。前半19分、右サイドからエリア内に入った原が勢いよくシュートを打つと、GKに弾かれたボールがDFカカに当たってゴールに吸い込まれる。前節、今季初ゴールを決めた原の2発を演出する活躍で、清水が再び勝ち越しに成功した。

 序盤に互いのスコアが動いた試合だが、ここから試合は膠着。ただ清水が逃げ切るかと思われた後半42分、徳島はFW宮代大聖とのワンツーでMF小西雄大が前を向くと、シュートフェイントで一人を外して左足を一閃。ホームの徳島が土壇場でドローに持ち込んだ。

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