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町田が相模原とのダービー制す! 吉尾の左足V弾で2連勝&5試合負けなし

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決勝点を挙げた町田MF吉尾海夏

[7.18 J2第23節 町田1-0相模原 Gスタ]

 J2第23節2日目が18日に各地で開催された。町田GIONスタジアムでは7位FC町田ゼルビアと22位SC相模原が対決し、後半15分に決まったMF吉尾海夏の今季7得点目で町田が1-0の完封勝利。2連勝で5試合負けなし(4勝1分)としたが、順位は前節終了時点の7位キープとなっている。

 隣接する両チームによるダービーマッチ。5月9日に相模原ギオンスタジアムで行われた前回対戦の第13節はアウェーの町田が先制するも、相模原が追い付いて1-1のドローに終わった。

 直近4試合無敗(3勝1分)で今節を迎えた町田は、前節・水戸戦(○2-1)と同じ先発メンバー。布陣は4-4-2を継続した。一方、前節・琉球戦(○1-0)で12試合ぶりの勝利を収めた相模原もスタメン変更はなし。指揮を執ってから初の3ポイントを手にした高木琢也監督は、引き続き3-4-2-1を採用した。

 ホームの町田はボールを回しながら前線のFW鄭大世をターゲットに攻勢を仕掛ける。しかし、前半5分に吉尾が左足で、同12分に鄭大世が頭で放ったシュートはいずれも得点につながらない。対する相模原は同10分、MF稲本潤一のロングパスをMF藤本淳吾がワンタッチでつなぎ、PA内右に進入したMF安藤翼が右足を振り抜くも、GK福井光輝にセーブされた。

 さらに前半32分、相模原の右CKからキッカーの藤本が左足で鋭いクロスを送り、ニアに稲本が飛び込む。しかし、ヘディングシュートは右外のサイドネットを直撃し、そのままスコアレスで前半終了となった。

 ハーフタイム明けに2枚替えを敢行した相模原に対し、町田は後半の立ち上がりから連続でチャンスを作り出す。だが、後半3分と同4分に右サイドのDF三鬼海のクロスにMF平戸太貴が合わせたシュートは、どちらもゴールに至らない。相模原も同7分、MF川上竜の浮き球パスからPA内中央のDF夛田凌輔が頭でネットを揺らすも、オフサイドで得点は認められなかった。

 互いに激しくゴールへ迫る中、均衡が破られたのは後半15分。町田が攻撃の起点としていた右サイドで三鬼が前方の吉尾につなぐと、ボールを受けた吉尾はオーバーラップした三鬼をおとりに使い、タイミングよく内側へ切れ込む。PA手前右で左足を振り抜き、相手に当たったシュートがGK竹重安希彦の逆を突いて決まった。

 3試合ぶりにゴールを挙げた吉尾は、チームトップの今季7点目を記録。相模原は反撃も実らずに4戦ぶりの黒星を喫し、最下位のままリーグ中断期間に入ることになった。

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