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横浜FCヨン・ア・ピンが契約満了で退団「去るタイミングがやってきました」

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 横浜FCは21日、DFカルフィン・ヨン・ア・ピン(35)が退団すると発表した。7月31日で契約満了になる。

 同選手は11年に来日して清水でJリーグでのキャリアを開始。16年の町田でのプレーを経て、17年から横浜FCに在籍していた。

 J1通算98試合1得点、J2通算147試合4得点。19年にはJ2で42試合に出場してJ1昇格に貢献していたが、昨年、今季と怪我に泣かされて思うように試合出場が出来ていなかった。

 クラブを通じ、以下のような長文メッセージを寄せ、別れを惜しんでいる。

「ファン・サポーターの皆さん。まず、私自身の口から皆さんに伝えたく、クラブの了解を得て先立って私の個人のSNSでお伝えさせてもらいました。

 私がクラブに来た5年前は横浜FCはリーグの順位も良い状態ではありませんでした。

 イバが加入し、自分が加入し、ジョン、レアンドロが来たことによって、日本人のザト(中里崇宏)、ノム(野村直輝)、謙介(佐藤謙介)たちと一緒に良い時代を築くことができました。

 僕たちが、チームが強くなることでマサ(田代真一)や伊野波(伊野波雅彦)など良い選手が集まるようになり、次の世代の光毅(斉藤光毅)や克(中山克広)に影響を与え、チームのレベルもアップしJ1に昇格することができました。

 私はいつもこの時の美しいサッカーを忘れることができず、思い出します。J1に昇格し美しいサッカーを展開でき、自分のキャリアの中でもとても良い時期でした。

 ファンのみなさんも同じ想いでいてもらえると嬉しいです。

 本当はもう少し良い形でクラブを去りたかったけど、残念なことに怪我をしてしまって、せっかくJ1に昇格したのに非常にもったいないと感じています。

 今は怪我をする前のコンディションまで回復していますが、時間がかかりすぎてしまい、チームの力になることができなかったことを悔やんでいます。

 今はもう良い時代を築いた選手たちの多くが去ってしまい、自分も去るタイミングがやってきました。

 この先まだ何も決まっていないですが、自分が満足するものを見つけたいし、それがサッカーであることを願っています。

 サポーターのみなさん、今まで本当にありがとうございました」

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