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FW杉本健勇が加入後初先発&初ゴール! 好調横浜FMがリスタート成功、停滞名古屋はACL挟んで6戦勝ちなし

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FW杉本健勇の加入後初ゴール

[8.12 J1第18節 横浜FM2-0名古屋 ニッパツ]

 J1リーグは12日、第18節延期分の1試合を行い、横浜F・マリノス名古屋グランパスを2-0で破った。今月9日の第23節・清水戦(△2-2)では連勝が7で止まったが、この日はFW杉本健勇の加入後初ゴールなどで快勝し、再スタートを切った。

 横浜FMは清水戦から先発5人を変更。浦和から加入した杉本が加入後初スタメンとなり、東京五輪に参戦していたFW前田大然、前節出場停止のDFチアゴ・マルチンスも先発に復帰した。対する名古屋も9日の第23節・横浜FC戦(●0-2)から中2日。ACLを挟んでリーグ戦では2分3敗と停滞が続く中、FW齋藤学ら4選手を新たに先発させた。

 試合は前半12分、早くも動いた。横浜FMは敵陣右サイドからのFKをMFマルコス・ジュニオールがゴール前に送り込むと、このボールはMF米本拓司にクリアされたが、こぼれ球を拾ったDF畠中槙之輔のシュートで波状攻撃を開始。セカンドボールがDFティーラトンに渡り、ゴール前にクロスを入れると、杉本がヘディングシュートを流し込んだ。

 杉本は移籍後3試合目での初ゴール。浦和時代の4月7日に第8節・清水戦で決めて以来約4か月ぶりの得点となった。

 横浜FMはさらに前半31分、左サイドをドリブルで切り裂いたマルコスがDF中谷進之介と交錯して転倒。接触はわずかだったが、佐藤隆治主審はPKの判定を下した。VARのチェックを経ても判定は覆らず、このPKをマルコスが自らゴール右に蹴り込み、リードを2点に広げた。

 後半開始時、名古屋は東京五輪帰りのMF相馬勇紀ら3選手を投入したが、横浜FMの優位は変わらず。立ち上がりから杉本が決定機を迎えるなど3点目を狙った。名古屋は後半20分、FW柿谷曜一朗が体調不良を訴えてピッチに座り込み、新加入のFWシュヴィルツォクと交代するアクシデント。ポーランド代表FWはこれがJリーグデビュー戦となった。

 その後は一進一退の攻防。後半24分、名古屋FWマテウスのシュートはGK高丘陽平に阻まれると、同36分に訪れた横浜FMのFWレオ・セアラの決定機はGKランゲラックがスーパーセーブを見せる。終盤には横浜FMのDFティーラトンが2枚目のイエローカードで退場したが、そのままタイムアップ。横浜FMが2試合ぶりの白星を収め、名古屋はJ1リーグ戦6戦勝ちなしとなった。

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