Jリーグは13日、各月において最も活躍した選手を表彰する「2021明治安田生命Jリーグ KONAMI月間MVP」の7月度受賞選手を発表した。

J1はMF酒井宣福(サガン鳥栖)が初の月間MVPに輝いた。J2もMF中原輝(モンテディオ山形)が初受賞。J3は福島ユナイテッドFCに所属していたFWイスマイラ(現・京都サンガF.C.)が2度目の受賞を果たした。各受賞選手にはクリスタルトロフィーと、賞金としてJ1は30万円、J2は20万円、J3は10万円が授与される。

　酒井は7月に3試合連続でゴールを挙げ、絶大なインパクトを残した。選考委員の播戸竜二氏は「いろいろなポジションもできるが、ここにきてストライカーとして覚醒しかけている。現在6ゴール。林大地選手が移籍した今、彼が鳥栖の攻撃の中心になる事は間違いなし!」と期待を寄せた。

　さらに、月間ベストゴールも酒井が初受賞し、ダブル獲りとなった。7月17日に行われた第20節名古屋グランパス戦で、51分に決めた難易度の高いスーパーボレー弾が選出された。
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　播戸委員は「ワールドクラスのゴール!後方20メートル以上からの浮いたパスを、利き足とは違う左足での思い切りの良いボレー!駅前不動産スタジアムで観戦した全ての人、DAZNで観戦した全ての人が歓喜したスーパーゴール!」と称賛している。

　また、J2は見木友哉(ジェフユナイテッド千葉)J3は前澤甲気(ヴァンラーレ八戸)が揃ってベストゴール初受賞を果たした。

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