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FW大迫「神戸ならタイトルを取れる」「今までにないから面白い」

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ヴィッセル神戸に加入したFW大迫勇也

 ヴィッセル神戸に加入したFW大迫勇也が22日の記者会見終了後、報道陣のオンライン取材に応じた。移籍のきっかけについて「まずはFWとして出られることが一番。点を取りたいという思いが一番強かった」と自身の役割に言及した上で「また神戸ならタイトルを取れるかなという思いも強かった。これからさらに良くなっていくと思うし、さらに強化していくと思うので決めた」とタイトルへの強い思いを語った。

 大迫は昨季所属したブレーメンで、インサイドハーフなど中盤での起用がメイン。24試合に出場しながらもプロ入りした2009年以来初めてリーグ戦でノーゴールに終わった。だからこそ「いろんな選択肢があった中、FWで純粋にもう一回ゴールを取り続けたい」と起用法にもこだわって新天地を決断したという。

 またMFアンドレス・イニエスタを筆頭に大型補強を続けるクラブの姿勢にも共鳴したようだ。

 攻撃的な選手を一気に3選手も獲得したことに関する報道陣からの質問には「今までにないから面白いんじゃないですか。普通じゃ勝てないと思う」と返すと、「神戸が勝つためにという思いしかない。そのために点を取り続けたいし、チームの力になり続けたい」と自らの使命を強調した。

 今年9月にはカタールW杯アジア最終予選も始まるが、まずは所属先でのプレーに集中していく構えだ。「代表は結果を残さないといけるところじゃないので、まずは神戸で結果を出して、しっかりと勝ちに導けるようなプレーをすることしか考えていない。また呼ばれた時に準備はしているけど、神戸でしっかりしたパフォーマンスを出すことしか考えていない」と語った。

 また背番号は10に決定。「10番だからといって特別なプレーをするわけではないので、今までドイツ、代表でしてきたプレーをそのまま出して、そうすると自然と(番号を)定着してくれると思う。まずは自分にフォーカスを当てて、しっかりプレーすることしか考えていない」。これまでどおりにゴールを積み重ねていくことで、栄えある番号を自分のものにしていくつもりだ。

(取材・文 竹内達也)
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