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攻守両面で手応え…千葉・尹監督も納得の「完璧に近いゲーム」

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[8.28 J2リーグ第27節 千葉 2-0 長崎 フクアリ]

 コンディションに差はあっただろう。だが、主導権を握って試合を進めたことも確か。ジェフユナイテッド千葉を率いる尹晶煥監督は、2-0で終えた長崎戦を振り返り、「完璧に近いゲーム」と胸を張った。

 前節・甲府戦を21日に行った千葉に対し、長崎は激しい風雨の影響で中止となった第24節金沢戦を25日に行った。中5日と中2日。長崎の松田浩監督が「相当、フィジカル的にきついと思っていた」と語ったように、序盤からリズムをつかんだのはホームの千葉だった。

 前半13分にCKからFW櫻川ソロモンが先制点を奪い、その後も主導権を渡さず。3バックとMF田口泰士、MF熊谷アンドリューのドイスボランチがエリア中央で相手に自由を与えず、攻撃をはね返し続ける。そして、ボールを奪えば、やみくもに前線にパスを送るのではなく、「しっかりつなぎながら、シュートまでもっていけた」(尹監督)。

 そして、最後方に構えるGK新井章太も「良い守備ができ、セカンドも拾えている。行けるところは行き、裏に蹴らせてカバーするなど、統一した意識を持って守備をできている。奪った後のボールも良い距離感で回せている」と攻守両面で手応えを得ている。

「選手たちが完璧に近いゲームをしてくれた。100パーセントとは言えないが、守備も攻撃も一生懸命やってくれた」。指揮官は満足気に振り返った。

(取材・文 折戸岳彦)
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