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東京Vが永井前監督に関する一部報道に声明「非常に遺憾。しかるべき対応を検討」

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永井秀樹前監督

 東京ヴェルディは9日、10日に発売された写真週刊誌の永井秀樹前監督に関する記事について、クラブの考えを伝えた。同クラブは今月1日、永井前監督の辞任を発表していた。

 10日に発売された写真週刊誌『FRIDAY』(フライデー)には、永井前監督に関してのセクハラ告発文書と、パワハラ疑惑に関する続報として恫喝音声の記事が掲載された。恫喝音声については同媒体のYoutubeチャンネルでも掲載。動画では、激高した前監督が選手を強い口調で罵倒している様子が映し出されており、大きな反響を呼んでいる。

 永井前監督は8月末に一部報道でパワハラ疑惑があり、クラブは調査開始の対応を発表済み。今回も公式サイト上で「中立性を担保するため当社顧問事務所外の弁護士を委員の一人に含め、トップチームの運営状況にかかるコンプライアンス委員会を立ち上げ、現在も調査継続中です」とコメント。「調査にあたっては、対象者の発言が特定され、将来に向けたサッカー関連活動に支障を来たすこと等の懸念から、回答者および情報提供者の匿名性の担保、さらには具体的事象から類推される回答者および情報提供者に関するプライバシーの保護を担保することが重要であると考えております。コンプライアンス委員会の調査結果が明らかになり次第、Jリーグへ報告書提出と併せて当クラブより然るべき形で情報発信を行う予定です」と現在の進捗と、それに伴う慎重な報道を求めていた。

 そのうえで、今回の報道について「当クラブが調査を委ねているコンプライアンス委員会の調査中であるにもかかわらず、当クラブ及び調査対象者(当クラブのスタッフ・選手含む)のプライバシー保護が守られておらず、また、コンプライアンス委員会の調査に対しても支障をきたす可能性があることから、当クラブとしては非常に遺憾であり、しかるべき対応を検討いたします」と伝える。「調査結果が明らかになり次第、Jリーグへ報告書提出と併せて当クラブよりしかるべき形での情報発信を行う予定ですので、最終結論が出るまでもうしばらくお待ちいただけましたら幸いです」と改めて今後の対応を強調した。

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