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名古屋が大記録達成!! J1史上最多18試合目の無失点、10人の徳島に3ゴール完勝

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名古屋グランパスの最終ラインを支えるDF中谷進之介

[9.10 J1第28節 名古屋3-0徳島 豊田ス]

 J1リーグは10日、第28節を行い、名古屋グランパス徳島ヴォルティスを3-0で下した。3連勝の名古屋は今季18試合目の無失点で、現行の1カード2試合制におけるJ1リーグ記録を塗り替えた。

 14日にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝トーナメント1回戦を控える名古屋は勢いに乗りたいホームゲーム。新加入のFWシュヴィルツォクが2試合ぶり2試合目の先発を果たした。対する徳島は直近4試合連続で完封負け。直近5か月間ゴールから離れているFW垣田裕暉が3試合ぶりに先発した。

 前半は名古屋が優勢を保つも、なかなかゴールが決まらない展開。前半9分、MFマテウスのスルーパスに抜け出したシュヴィルツォクのシュートはMF岩尾憲にクリアされると、同18分にはMF前田直輝の決定的なシュートがGK長谷川徹のビッグセーブに阻まれる。同46分にはマテウスのミドルシュートも長谷川に防がれ、前半はスコアレスで終えた。

 それでも後半4分、名古屋が試合を動かした。DFキム・ミンテからのロングフィードをシュヴィルツォクが落とし、DF森下龍矢が繋いだボールに前田が抜け出すと、エリア内で徳島MF岸本武流に倒されてPKを獲得。これをマテウスがゴール左隅に力強く決めた。一方、岸本には一発退場処分が下され、徳島は10人で戦うことになった。

 そうして迎えた終盤は名古屋が立て続けに追加点を奪った。まずは38分、左サイドからのクロスはファーサイドに流れたが、相手に激しくプレッシングをかけたDF成瀬竣平が奪い返してゴール前にクロスを供給。これがMF藤田譲瑠チマのオウンゴールを誘った。そして同43分には、長期離脱から帰ってきたFW金崎夢生が復帰後初ゴールとなるPKを決めた。

 名古屋はそのまま試合を締め、3-0で勝利。今季通算で18試合目のクリーンシートとなった。J1リーグではこれまで2008年の大分、20年の名古屋が樹立した17試合が最長。今季は38試合制で例年より4試合多いが、28節でのスピード達成で、堅守を貫いてきたマッシモ・フィッカデンティ監督率いる名古屋が歴史に名を刻んだ。

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