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ACL争う鳥栖、GK高木駿の牙城崩せず降格圏大分と痛いドロー

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[9.18 J1第29節 鳥栖0-0大分 駅スタ]

 J1リーグは18日、第29節を行い、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権を争う3位のサガン鳥栖は降格圏19位の大分トリニータと0-0で引き分けた。

 当初は前日17日に行われる予定だったが、台風接近の影響で延期。1日後ろ倒して開催された。

 試合の主導権を握ったのは鳥栖。最初のチャンスは前半11分、MF仙頭啓矢の浮き球パスに抜け出したFW小屋松知哉がGK高木駿をかわしてゴールに流し込んだが、トラップ時にハンドがあったとしてゴールは認められなかった。

 鳥栖は前半16分、ロングフィードに反応したFW酒井宣福がゴール左斜め前からシュートを狙うも、これは高木のセーブに阻まれる。さらに同42分にも巧みなパスワークからMF白崎凌兵が右足で狙ったが、高木に右手で防がれ、前半のうちにゴールを奪うことはできなかった。

 後半も鳥栖のペースは変わらない。10分、流れるようなパスワークから白崎、小屋松とつなぎ、DF小泉慶が左足で狙うも高木の正面。21分にはDF大畑歩夢のアーリークロスに酒井が抜け出し、折り返しから小屋松が決めたが、酒井の時点でオフサイドがあったとして、またしてもゴールは認められなかった。

 大分は後半24分、右CKを起点とした波状攻撃からCKでキッカーを務めていたMF下田北斗が意表を突いたミドルシュートを狙ったが、GK朴一圭が落ち着いてセーブ。同25分には下田のCKをDF三竿雄斗が頭でフリックするも、シュートは枠を外れた。

 鳥栖は後半34分、左に開きながらパスを受けた酒井が左足でふわりとクロスを上げると、フリーで飛び込んできたDF飯野七聖がボレーシュートを放ったが、クロスバーをかすめて惜しくも枠外。そのままタイムアップを迎え、一方的に優勢を保った鳥栖にとっては悔しいドローとなった。

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