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元日本代表MF細貝萌が地元群馬に入団!35歳J復帰「故郷のクラブで…」

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 ザスパクサツ群馬は23日、MF細貝萌(35)が新加入すると発表した。背番号は33。24日17時30分から行うオンライン記者会見はクラブ公式YouTubeチャンネルで生配信される。

「故郷を離れてからもいつも気になる存在でした」。日本代表キャップ30(1得点)、その他ドイツやトルコでのプレーなど豊富なキャリアを誇る細貝が、35歳で地元への帰還を決断した。

 群馬県前橋市出身の細貝は、2005年に地元の名門、前橋育英高を卒業。その後浦和レッズでのプレーを経て、レバークーゼンに移籍。17年に柏に加入しJリーグ復帰を果たしたが、19年からはタイに活躍の場を移し、今年5月でバンコク・ユナイテッドを退団していた。J2リーグでプレーするとなれば初となる。

 細貝はクラブを通じ、長文メッセージを掲載。「群馬出身の選手として自分が地元のクラブの歴史に加わることができるのを非常に光栄に思います」など、地元への想いを綴っている。

「群馬の皆さん、こんにちは。この度、ザスパクサツ群馬に加入した細貝萌です。

 2005年に前橋育英高校を卒業してから日本だけでなくドイツ、トルコ、タイと多くの地でさまざまな経験をさせていただきました。

 多くの出会いの中で選手としても一人の人間としても大きく成長できたと思っています。

 まだまだ選手として旅を続けていたいという気持ちもありましたが、前々からいつかは自分が生まれ育ち、自分を成長させてくれた故郷のクラブであるザスパクサツ群馬で、群馬のためにプレーしたいと考えていたこともあり、この度いただいたオファーを受けることを決めました。

 ザスパは自分がプロサッカー選手として歩み始めた2005年にJリーグに参入したクラブということもあって、故郷を離れてからもいつも気になる存在でした。

 群馬出身の選手として自分が地元のクラブの歴史に加わることができるのを非常に光栄に思いますし、これまでにさまざまなクラブで自分を成長させてくれた出会いがあったように、特に若い選手たちに良い影響を感じてもらえるような存在になれるよう努力していきたいと思います。そして何より、クラブにとって良い存在でいたいと思っています。

 自分もベテランと呼ばれる年齢にはなりましたが、まだまだ成長できると考えています。

 一つでも多くのチームの勝利に貢献できるよう、一人でも多くの地元の皆さんに正田醤油スタジアム群馬に足を運んでいただけるよう、地元出身の選手としてベストを尽くしていきたいと思います。

 そのためにも、まずは数か月サッカーから離れたコンディションをベストの状態まで持っていくため全力を尽くしていきたいと思います。

 どうぞ応援よろしくお願いします」

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