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“肘打ち”レアンドロに計5試合の出場停止…リーグ3試合にFC東京独自でルヴァン杯2試合など追加処分

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FWレアンドロに処分

 FC東京は24日、FWレアンドロに対しての処分を発表した。Jリーグ規律委員会が3試合の出場停止及び罰金30万円の処分を科し、さらにクラブ独自で2試合の出場停止と制裁金100万円の追加処分を下した。

 レアンドロは22日に行われた第32節名古屋グランパス戦の後半35分、DF中谷進之介がパスを配球しようとした際、レアンドロの“肘打ち”を顔面に受けた。VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)が介入した末に、レアンドロは主審から一発退場を命じられた。

 Jリーグ規律委員会が懲罰基準に照らして審議した結果、「相手競技者と競り合った際、過剰な力を用いて右腕で顔付近を打った行為」は「相手競技者の選手生命を脅かしかねない非常に危険な行為」と判断され、まずは2試合の出場停止が決定。

 さらに、同選手については昨年8月1日に行われた第8節FC東京vsサガン鳥栖戦、昨年10月10日の第21節FC東京vsガンバ大阪戦においても同様の違反行為があったため、「日本サッカー協会 懲罰規程第11条 〔違反行為の重複による加重〕に相当すると判断し、1試合出場停止とし、上記3試合の出場停止及び罰金(30万円)の処分を科すことを決定した」と説明。25日の浦和レッズ戦、10月2日の川崎フロンターレ戦、10月23日の鹿島アントラーズ戦において出場停止が決定した。

 FC東京は「レアンドロ本人と面談および厳重注意をおこない、本人も事の重大さを認識し、猛省している」としたうえで、クラブ独自の処分を発表。10月6日、10日に行われる名古屋とのルヴァン杯準決勝2試合の出場停止処分、制裁金100万円を決定。さらに、大金直樹社長、古矢武士トップチームマネジメント部長、長谷川健太監督が月次報酬の5%2か月分を自主返納することもあわせて発表している。

□当該選手
レアンドロ

□処分内容
(1)Jリーグ規律委員会の処分
・3試合の出場停止
・罰金30万円
(2)クラブ独自の処分
・2試合の出場停止
・制裁金100万円

□出場停止試合
Jリーグ規律委員会から
2021年9月25日(土) 第30節 FC東京vs浦和レッズ(味の素スタジアム)
2021年10月2日(土) 第31節 川崎フロンターレvsFC東京(等々力陸上競技場)
2021年10月23日(土) 第33節 FC東京 vs 鹿島アントラーズ(味の素スタジアム)

クラブ独自の処分として
2021年10月6日(水) YBCルヴァンカップ準決勝 名古屋グランパスvsFC東京(豊田スタジアム)
2021年10月10日(日) YBCルヴァンカップ準決勝 FC東京vs名古屋グランパス(味の素スタジアム)

□自主返納
・代表取締役社長 大金直樹 月次報酬の5% 2ヶ月
・トップチームマネジメント部長 古矢武士 月次報酬の5% 2ヶ月
・監督 長谷川健太 月次報酬の5% 2ヶ月

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