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最年長36歳がドラマチックな決勝弾!! 徳島DF石井「今日、実は妻の誕生日なんで。誕生日おめでとう!」

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徳島ヴォルティスのDF石井秀典が劇的な決勝ゴール

[9.25 J1第30節 仙台0-1徳島 ユアスタ]

 ともに降格圏に沈むチーム同士の直接対決は、ドラマチックな幕切れとなった。

 ホームのベガルタ仙台の勢いに押され、劣勢が続いていた徳島ヴォルティスだったが後半45分、右コーナーキックのチャンスを獲得。キッカーのMF岩尾憲がゴール前にハイボールを送り込むと、この日が初先発となったFWムシャガ・バケンガが強烈なヘディングシュート。これは相手GKの好守に阻まれたが、跳ね返りをDF石井秀典が押し込んだ。

 2015年から徳島に所属し、チーム最年長の36歳が劇的な決勝弾。残留に望みを繋いだヒーローとなった石井は試合後、フラッシュインタビューで「ムシャガがフリーでヘディングして、僕がGKの前に立っていて、オフサイドかどうかはわからなかったけど、こぼれてきたので気持ちで蹴り込んだ」とゴールシーンを振り返りつつ、もう一つの“ドラマ”を明かした。

 石井は9月23日が36歳の誕生日。インタビュアーから思いを問われた石井だったが、「今日、実は妻の誕生日なんで、誕生日おめでとう!」と宣言。テレビカメラを通じて愛する妻にメッセージを送った。

 この勝利で残留圏内との暫定勝ち点差は1。「仙台も徳島も状況が苦しい中で、気持ちが入っていたので固い試合になると思っていた。最後に徳島のほうが気持ちが優っていたのかなと思う」とチームの団結力を誇った石井は「いいサッカーをすることも大事だけど、気持ちを持って1試合1試合全力を尽くしたい」と先を見据えた。

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