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同勝ち点の直接対決は広島に軍配! 札幌は500試合出場GK林の牙城を崩せず

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広島が敵地で札幌に完封勝利

[9.26 J1第30節 札幌0-2広島 札幌ド]

 J1第30節が26日に開催され、10位サンフレッチェ広島は敵地で12位北海道コンサドーレ札幌を2-0で下した。

 同勝ち点で並ぶチーム同士の直接対決。広島は前回対戦となった3月10日の第3節(○2-1)と同じく、今回も早い時間帯に先制する。

 前半3分、左CKの流れからPA内右のFWドウグラス・ヴィエイラが右足でボレーシュートを放ち、相手に当たってこぼれたボールをDF佐々木翔が右足で蹴り込んだ。

 佐々木は11試合ぶりとなる今季3点目を記録。ビハインドを負った札幌は、パスワークを主体に反撃を試みる。ボールを握る中、前半22分にMF金子拓郎が左足で、同40分にはMF駒井善成が右足で強烈なミドルシュート。しかし、Jリーグ(J1・J2)通算500試合目の出場となるGK林卓人が好セーブを見せ、得点を許さない。前半は広島のリードで終了した。

 札幌はハーフタイム明けからMF荒野拓馬に代え、FWドウグラス・オリヴェイラを投入。前線に高さを加え、相手への圧力を強める。すると後半6分、D・オリヴェイラのワンタッチパスから金子がGK林をかわしてネットを揺らすも、オフサイドで得点は認められない。

 一方の広島は後半38分にPKを獲得。D・ヴィエイラがPA内右でDF菅大輝に倒されたシーンがビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の対象となり、主審のオンフィールドレビューを経てファウル判定となった。

 後半39分にPKキッカーを務めたのはD・ヴィエイラ。右足でゴール左に決め、今季6得点目で2-0とリードを広げる。広島はそのまま逃げ切り、2試合ぶりに勝ち点3を獲得。敗れた札幌は2連敗を喫した。

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