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逆転昇格を狙う5位長崎が価値ある白星!! 敗れた京都は首位陥落の危機

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先制ゴールを挙げた長崎DF毎熊晟矢

[10.2 J2第32節 長崎2-0京都 トラスタ]

 J2第32節が2日に開催され、5位V・ファーレン長崎はホームで首位京都サンガF.C.に2-0で勝利した。前半30分にDF毎熊晟矢、後半20分にFW植中朝日が得点をマーク。2連勝で6試合負けなし(4勝2分)とし、昇格争いに食らいついた。

 J1昇格圏内の2位ジュビロ磐田と勝ち点11差で今節を迎えた長崎。開始から膠着状態が続いたものの、それを打ち破ったのはセットプレーだった。

 前半30分、右CKからキッカーのDF米田隼也が右足でクロスを送り、ファーの毎熊がヘディングシュート。GK若原智哉に右手で触られながらもゴール右に吸い込まれ、10試合ぶりとなる今季3得点目で1-0とした。

 追いかける京都はハーフタイム明けからFW宮吉拓実に代え、加入から途中出場8試合で3ゴールを記録しているFWイスマイラを投入。後半9分には2枚替えでDF本多勇喜とDF白井康介をピッチに送り、流れを引き寄せようと試みる。

 しかし、次の1点を奪ったのも長崎だった。後半20分にカウンターからFWエジガル・ジュニオがスルーパスを送り、植中が走り込む。PA手前中央から右足で放ったシュートがゴール右に決まり、3戦ぶりとなる今季4得点目を挙げた。

 京都は後半25分までに5枚の交代カードを使い切ったが、最後までゴールが遠く、0-2で完封負け。5試合ぶりの黒星を喫し、連勝は3で止まった。明日3日には、勝ち点1差の2位磐田が敵地で4位FC町田ゼルビアと対戦する。結果次第では首位から陥落する可能性も出てきた。

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