beacon

“多摩川クラシコ”制した首位川崎Fが6連勝! 2位と12差で連覇へ独走態勢…FC東京は手痛い2連敗

このエントリーをはてなブックマークに追加

川崎Fが多摩川クラシコを制した

[10.02 J1第31節 川崎F1-0FC東京 等々力]

 J1リーグは2日、第31節を行い、川崎フロンターレは等々力陸上競技場でFC東京と対戦した。首位川崎Fが“多摩川クラシコ”を制し、1-0で完封勝利。6連勝で勝ち点を81に伸ばし、1試合消化が少ない2位横浜FMと12ポイント差。再び独走態勢に入っている。

 川崎Fは中2日の連戦だが、9月29日の神戸戦(○3-1)から1人の変更にとどめた。DF谷口彰悟がベンチスタートとなり、DF車屋紳太郎がセンターバックの一角で先発。MF橘田健人をアンカーに据えた4-3-3でスタートした。
 対するFC東京は9月25日の浦和戦(●1-2)から3人を変更し、DF中村拓海、FWアダイウトン、FWディエゴ・オリヴェイラが先発に復帰。MF高萩洋次郎をトップ下を担う4-2-3-1を採用した。

 FC東京は前半23分、カウンターからアダイウトンが仕掛け、PA内に侵入したが、車屋の対応で難を凌いだ。立て続けにチャンスを創出し、30分にはアダイウトンがスルーパスを送ると、抜け出した長友が左サイド深い位置からクロス。ニアサイドに走り込んだFW田川亨介が左足で合わせたが、わずかに枠を外れ、先制機を逃す。33分にもアダイウトンが決定的なシュートを打ったが、惜しくも決め切れなかった。

拮抗した展開となったが、前半終了間際に川崎Fが均衡を破った。前半アディショナルタイム1分、FW家長昭博のパスを受けたFWマルシーニョがカットインし、追い越したDF登里享平に預けると、登里が左足でクロス。ニアサイドに飛び込んだFWレアンドロ・ダミアンが体勢を崩しながら頭で合わせ、先制に成功した。

FC東京はハーフタイム明けに田川を下げてFW永井謙佑を投入し、反撃に出る。後半14分には左CKのチャンスに高萩が右足で蹴り込むと、ファーサイドに走り込んだDF森重真人が頭で合わせたが、枠を外れた。川崎Fは後半18分、谷口、FW小林悠、FW知念慶を同時に投入し、4-2-3-1に変更した。

 FC東京は後半29分、ハーフウェーライン付近からDF中村拓海がスルーパスを出して永井が抜け出すと、GKチョン・ソンリョンをかわしてシュート。決定的な場面だったが、DFジェジエウのスーパークリアに阻まれた。長友のクロスやアダイウトンの個人技、セットプレーから一点を目指したが、最後までゴールをこじ開けられず。FC東京は0-1で敗れ、2連敗を喫した。

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2021シーズンJリーグ特集ページ
●“初月無料”DAZNならJ1、J2、J3全試合をライブ配信!!

TOP