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最下位・仙台が大きな勝ち点3奪取! 関口先制弾、氣田のダメ押し弾! 広島を破り、残留に望みつなぐ

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MF関口訓充の先制点が決勝ゴールに

[10.23 J1第33節 仙台2-0広島 ユアスタ]

 J1リーグは23日に第33節を行った。ベガルタ仙台サンフレッチェ広島の対戦は、仙台が2-0で勝利。5試合ぶりの白星で、最下位から暫定19位に浮上した。

 最下位に落ちた仙台は5試合ぶりの白星で残留に望みをつなぎたい。4-4-2の布陣を敷き、GKヤクブ・スウォビィクがゴールを守る。4バックはDF真瀬拓海、DFアピアタウィア久、DF吉野恭平、DF石原崇兆。ボランチ2枚はMF富田晋伍とMF松下佳貴が並ぶ。右サイドはMF加藤千尋、左サイドはMF関口訓充。2トップはFW富樫敬真とFW赤崎秀平が起用された。

 連勝中の10位・広島は、今節勝利すれば残留が確定する。3-4-2-1の布陣で、GKは林卓人。3バックはDF野上結貴、DF荒木隼人、DF佐々木翔が並ぶ。ボランチ2枚はMF青山敏弘とMFハイネル。右WBはMF藤井智也、左WBはMF東俊希が配置され、2シャドーはMF柴崎晃誠とMF森島司を起用。1トップはFW浅野雄也が入った。15:01 2021/10/2315:01 2021/10/23

 試合は序盤から動く。仙台は前半10分、右サイドから真瀬がボールをつなぎ、加藤がノールックの縦パスでPA内に入れる。走り込んだ富樫が相手守備陣を引き付けながらヒールパスで落とすと、PA手前の関口がダイレクトで右足シュート。ゴール右隅に突き刺し、価値ある先制ゴールを挙げた。

 先制を許したものの、前半は広島がボールを握る。しかし、シュートはことごとく仙台の守護神スウォビィクに阻まれた。

 前半を0-1で折り返した広島は、ハーフタイムに柴崎を下げ、MFエゼキエウを投入。後半14分には藤井、浅野に代えて、MF茶島雄介とFWジュニオール・サントスを入れた。一方、仙台も選手交代。同19分に富樫と関口を下げる。FW西村拓真とMF氣田亮真を投入した。

 広島は細かくパスをつなぎ、ボールを支配する。後半28分には、茶島が右サイドからクロスを上げ、J・サントスがヘディングシュート。しかし、ボールはゴール上に逸れていく。31分には、右サイドのJ・サントスのパスを受け、野上がPA右から折り返す。東がゴール前でノーマークとなるが、ピッチに足をとられ、ボールを押し込むことができなかった。

 攻勢を強めた広島に対し、仙台は守備を崩さない。そのまま90分間を守り抜くと、終了間際にスコアを動かす。

 仙台は、後半アディショナルタイムに氣田が渾身の右足シュート。移籍後初ゴールで試合を決定づけた。2-0で試合を締め切り、今季5勝目。残留に向け、大きな勝ち点3を手にした。

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