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マルティノスのアシストからヴィニシウス! “再現V弾”で栃木を下した山形が4連勝

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決勝点を挙げた山形FWヴィニシウス・アラウージョ

[10.31 J2第36節 栃木1-2山形 栃木グ]

 J2第36節が31日に開催され、6位モンテディオ山形は敵地で14位栃木SCに2-1で競り勝った。3試合ぶりの失点こそ喫したが、これで4連勝。栃木は4戦ぶりの黒星で3試合未勝利(2分1敗)となった。

 ホームの栃木は前節から先発メンバーを1人のみ変更。FW有馬幸太郎に代わり、FW畑潤基が入った。一方、アウェーの山形も前節からの変更は1人となり、DF野田裕喜に代えてDF熊本雄太を起用。また、U-22日本代表帰りのDF半田陸がリーグ戦6試合連続でスタメンに名を連ねた。

 ボールを保持して複数の選手がポジションを入れ替えながら崩そうとする山形に対し、栃木はコンパクトかつ出足の鋭い守備で応戦。前半は山形がコンビネーションを駆使して何度もゴールを襲ったが、栃木のフィールド選手たちの体を張った守備やGKオビ・パウエル・オビンナの好セーブもあり、スコアレスで後半へと折り返した。

 前半にチャンスを生かせなかった山形はハーフタイム明け早々に均衡を破る。後半1分、左サイドでDF山田拓巳からのロングボールを収めたFW山田康太が短いパスを出し、受けたMF藤田息吹がPA手前中央から右足でコントロールショット。ゴール右に決め、J2通算200試合出場の達成を自ら祝う今季5得点目を記録した。

 しかし、栃木は前回対戦となる第4節・山形戦(○2-1)と同じく、失点直後にゴールを奪い返す。後半3分、藤田のバックパスのミスを畑が逃さずにマイボールとし、PA内中央から左横へパス。フリーのMF谷内田哲平が左足で確実に流し込み、同点弾を挙げる。京都から期限付き移籍しているプロ2年目の谷内田は、加入後3点目をマークした。

 その後は両チームともゴールに迫るエキサイティングな展開となる中、次の1点を奪ったのは山形。後半27分、右サイドのMF南秀仁が浮き球のパスを送ると、途中出場のFWマルティノスが抜け出し、ゴールライン際から右足で折り返す。ニアに入ったFWヴィニシウス・アラウージョが右足で押し込み、今季8得点目で2-1とした。

 V・アラウージョは昨年10月14日に同スタジアムで行われた第26節・栃木戦(○1-0)に続き、再び決勝ゴールを奪取。山形が接戦を制し、連勝を4に伸ばした。

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