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J1連覇の川崎F、主将DF谷口は昨季優勝との“違い”を指摘「昨シーズンとは一味違う感覚」

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川崎Fがリーグ連覇

[11.3 J1第34節 川崎F1-1浦和 等々力]

 川崎フロンターレがJ1リーグ連覇を成し遂げた。主将DF谷口彰悟がオンライン取材に応じ、「優勝を決めることができてすごく嬉しい気持ちですし、それと同時にホッとしたのが今の正直な気持ちです」と安堵の表情で語った。

 昨季とは異なる、優勝の味だった。川崎Fは開幕無敗記録を打ち立てるなど首位を独走したが、夏にMF田中碧とMF三笘薫が欧州へ移籍。さらに、谷口を含めた主力に故障者が相次ぐ苦境に陥った。ルヴァン杯とACLを立て続けに敗退。横浜FMに勝ち点1差に迫られるなど、一時は沈みかけた。

「勝ち点差、勝ち点の積み上げ方もそうだし、そういうのを見るといい結果だったと思われるんだろうなと思いますが、やってる選手たちからすると一戦一戦必死。勝つか負けるか、勝つか引き分けるか、ギリギリのところを戦って勝ちに持っていった。そういうことをやってきた結果の優勝。昨シーズンとは一味違うような感覚です」

 苦しい時期を乗り越え、過密日程をタフに戦い抜いた。前節は今季最長の7連勝。昨季に続き、4試合を残してのリーグ制覇となったが、「勝ち点で言えば昨年も差をつけられたし、今年も4試合を残して(優勝を)決められたのは素晴らしいですが、積み上げ方というか、感覚は違う。みんなで苦しみながらも、我慢強く戦い続けた結果」と強調した。

 2年連続4度目のリーグ制覇だ。17年、18年の連覇に続いて再び20年、21年に連覇を達成。来季は再び3連覇に挑むシーズンとなるが、谷口は「19年の経験が活きてくると思う。間違いなく3連覇を目指してやっていく」と力を込めた。

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