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優勝決定直後に涙した旗手、登里「碧や薫がいなくなって…」

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シャーレを掲げるDF登里享平

[11.3 J1第34節 川崎F1-1浦和 等々力]

 優勝決定直後に涙を流す選手がいた。川崎フロンターレMF旗手怜央だった。後輩の成長を間近で見てきたDF登里享平は、「ホッとした思いもあるのかな」と語った。

 前半33分にDFジェジエウの得点で先制しながらも、試合終了間際に浦和に同点ゴールを許して1-1のドローで試合を終えた。今節での優勝が決まるには、他会場の横浜FMが敗れた場合のみとなり、横浜FM対G大阪の試合終了を待った。

 そして、横浜FMが敗れたことが知らされると、ピッチ上には多くの歓喜の輪が広がる。しかし、その場で旗手は涙を流しており、近寄った登里は声をかけたという。そして、涙する後輩を見て、先輩は思った。「ホッとした思いもあるのかな」と――。

「五輪組の(田中)碧や(三笘)薫がいなくなって、より責任感が出て、サッカーに対する姿勢がより良くなったと思う。本人も気負うものがあったと思うし、自分を追い込んでいる姿を見てきたので、優勝でホッとした思いもあるのかな」

 後輩の成長に目を細めつつ、2年連続4度目のJ1リーグ制覇に「すごく嬉しい気持ちでいっぱいです」と破顔した。


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