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「だから結果を出し続けることができる」川崎Fジェジエウが優勝呼ぶ先制ゴール

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シャーレを手にするDFジェジエウ

[11.3 J1第34節 川崎F1-1浦和 等々力]

 川崎フロンターレの優勝を近づける、貴重な先制ゴールを挙げた。DFジェジエウは「自分のゴールでタイトルを決めることができて本当に嬉しく思います」としたうえで、「自分だけではなく、チームメイト、サポーターの皆さん、奥さん、ブラジルにいる家族、川崎フロンターレの家族全員で獲ったゴール」と強調した。

 前半33分、右CKの流れからDF山根視来がクロスを供給し、ゴール前でFWレアンドロ・ダミアンが競り合うと、反応したのはジェジエウ。混戦の中でこぼれ球を右足で押し込み、先制のネットを揺らした。

 1-0で勝ち切れるかと思われたが、後半44分の失点で追いつかれ、1-1の引き分け。勝って優勝とはならなかったが、2位横浜FMの結果を待ち、歓喜の瞬間を迎えた。

「マリノスさんの試合結果、内容を把握していなかったので、どのような状況なのかチームメイトとコミュニケーションをとっていた。結果が分かっていなかったので、喜ぶタイミングがなかなか見つけられなかった。ただ、情報が入ってからみんなと喜びを分かち合えてよかったなと思います」

 最終ラインで体を張り、守備力を発揮したジェジエウは今季も優勝に大きく貢献した。

「タイトルを獲り続ける中でも誰一人その結果に満足せず、日ごろから向上心を持って取り組んでいることがこの結果につながっていると思う」と強さの要因を指摘。「監督、コーチングスタッフが選手たちに要求し、モチベーションを上げるような練習、コミュニケーションを取ってくれている。だから選手たちはピッチでこのような結果を出し続けることができているのかなと思う」と胸を張った。

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