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16位清水、新体制初陣となった札幌戦はドロー…終盤にヴァウドが相手を叩いて退場する痛手も

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今節から清水を率いる平岡宏章監督

[11.6 J1第35節 清水2-2札幌 アイスタ]

 J1第35節が6日に行われ、16位清水エスパルスはホームで12位北海道コンサドーレ札幌と2-2で引き分けた。連敗を3で止め、降格圏内の17位徳島ヴォルティスとは暫定で勝ち点3差。アウェーの札幌は3試合連続のドローとなった。

 J1生き残りを懸けた戦いが続く清水と、前節に残留を確定させた札幌の対決。4日にロティーナ前監督との契約を解除し、後任として平岡宏章コーチが再登板することを発表した清水は、これが新体制の初陣となった。

 連敗脱出を目指す中、前半17分にMF西澤健太のFKからゴール前で混戦になると、最後はFWチアゴ・サンタナが左足で蹴り込み、先制に成功する。しかし、前体制から続く“失点癖”を断ち切ることはできない。

 前半23分、札幌のDF福森晃斗がワンタッチで絶妙な浮き球のパスを供給。PA内中央で胸トラップしたMF金子拓郎が左足でゴール右に決め、1-1とゲームを振り出しに戻した。

 金子の今季7得点目で追い付いた札幌はさらに後半4分、左CKからキッカーの福森が送ったクロスをMF深井一希がヘディングでゴール右に押し込み、2-1と逆転に成功。だが、負けられない清水も意地を見せる。

 後半38分に右サイドでフリーとなったDF原輝綺が右足でクロスを入れ、ジャンプしたチアゴ・サンタナの頭上を越えると、ファーで受けたのは途中出場のMF滝裕太。コントロールから右足でねじ込み、2-2とする同点弾を奪った。

 終了間際にはビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)のチェックが入り、清水DFヴァウドがボールに関係のないところで札幌FWミラン・トゥチッチを叩いていたとして一発退場。そのまま2-2で終了のホイッスルが鳴り、互いに勝ち点を分け合った。

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