[11.14 J2第39節 水戸1-3磐田 Ksスタ]

　ジュビロ磐田の10番を背負うMF山田大記は昇格決定を実現できた要因に、「早めに結果が出たこと」を挙げた。

　昨年10月、成績不振でフェルナンド・フベロ前監督が退任し、鈴木政一氏が16年ぶりに磐田の指揮官に復帰した。昨季は6位でシーズンを終えると、今季は連敗スタートとなったが、そこから調子を上げ5月以降は1敗のみ。「個人のイメージを共有することを積み重ねてきたので、それが積み上がってきた手応えがあります」。16試合連続無敗と首位を快走した。

「紙一重の戦いを制することで今年は勝ち点を積み重ねてきた。その中で自信も積み上げてこれたと思う。結果を出せたことがチームの自信になって、徐々に強くなってこれたのかなという感じがする。(他のチームと比べて)力の差があったとは今でも思わないし、結果によって作られたものかなと思います」

　3試合を残して昇格が確定し、来季は3年ぶりにJ1に返り咲く。「改善すべき部分はある。思いのほかうまくいく場合もあれば、課題が出て苦労するという、いいイメージと悪いイメージ、両方を持っています」と冷静にJ1のステージを冷静にみつめた。

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