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「残念な結果となりましたが…」浦和がスポーツ仲裁裁判所の判決を報告

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浦和がCASの判決を報告

 浦和レッズは19日、J1第18節・湘南ベルマーレ戦のエントリー手続き不備に関するスポーツ仲裁裁判所(CAS)の仲裁判断が同日に下され、訴えが棄却されたことを発表した。

 浦和は6月20日にホームで行われた同試合で、Jリーグ公式検査の陰性判定を得ていなかったGK鈴木彩艶を起用。エントリー資格のない選手を出場させたとして、2-3だった試合を0-3の没収試合にするとしたJリーグの懲罰を科された。

 これを受けてクラブは、日本サッカー協会(JFA)の不服申立委員会に不服申立文書を提出したが、不服申立可能な懲罰に該当しないという理由で却下。その後、CASに提訴していた。

 クラブは今回のリリースで「CASは、懲罰規程では『0-3の没収試合』の懲罰を争えるのは勝利したチームに限られるため、2-3で負けていた浦和レッズはJリーグの懲罰を争うことができないという理由で、没収試合が妥当かどうかなどの問題に踏み込まず、申立てを認めませんでした」と却下されたことを報告している。

 続けて「残念な結果となりましたが、浦和レッズとしましてはCASの仲裁判断を尊重し、懲罰を受け入れることとします」と表明。「本件に関するみなさまからの温かいご支援、誠にありがとうございました。今シーズン、残りのリーグ戦3試合、そして天皇杯を全力で闘ってまいります。みなさまのサポートを引き続きよろしくお願い申しあげます」とした。

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