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湘南2発で残留近づく白星! 仙台は絶望黒星…他会場・清水の結果次第でJ2降格決定

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湘南ベルマーレが価値ある白星

[11.20 J1第36節 仙台0-2湘南 ユアスタ]

 J1リーグは20日に第36節を行った。ベガルタ仙台湘南ベルマーレの対戦は、湘南が2-0で勝利。仙台は、他会場で試合中の清水エスパルスがサンフレッチェ広島に引き分け以上で終われば、13年ぶりのJ2降格が決定する。

 15位・湘南と19位・仙台の残留を懸けた大一番。仙台はこの試合で引き分け以下だと、他試合の結果次第で2部降格が決定する。3試合ぶりの白星で、残留に望みをつなぎたい。一方、湘南は4試合無敗で着実に勝ち点を積み上げている。

 仙台は4-4-2の布陣。GKヤクブ・スウォビィクがゴールを守り、4バックはDF真瀬拓海、DFアピアタウィア久、DF福森直也、DF石原崇兆が並ぶ。ボランチ2枚はMF富田晋伍とMF上原力也。右サイドはMF関口訓充、左サイドはMF西村拓真が配置される。2トップはFW富樫敬真とFW赤崎秀平が入った。

 湘南は3-1-4-2の布陣を敷く。GKは日本代表から帰還した谷晃生。3バックはDF舘幸希、DF大岩一貴、DF山本脩斗が並ぶ。アンカーにMF田中聡が置かれ、右WBはMF岡本拓也、左WBはMF畑大雅を起用。2列目にMF茨田陽生とMF平岡大陽が入り、2トップはFWウェリントンとFWタリクが並んだ。

 前半10分、序盤に得点を挙げたのは湘南。左サイドから畑がクロスを挙げると、PA内の混戦からボールはファーサイドの岡本へ。再び中央に折り返したところを、ウェリントンが得意のヘディングシュート。ゴールに流し込み、先制点を奪った。

 湘南はさらに攻勢を強める。前半22分、タリクが右サイドから折り返し、PA手前の平岡が右足シュートを放つ。しかし、アピアタウィアに頭でブロックされる。直後には左CKでPA内にボールが入ると、ウェリントンがPA中央からシュート。しかし、今度はスウォビィクのビッグセーブに阻まれた。

 仙台は相手のプレスに苦戦。要所で湘南のゴールに迫るが、大きな決定機を作ることはできず、前半を0-1で折り返した。

 湘南は後半22分に茨田に代えて、MF山田直輝を入れる。仙台も直後に関口を下げ、MF加藤千尋を出場させる。さらに両者は28分、ともに交代カードを切る。湘南は山本、ウェリントン、タリクに代えて、DF大野和成、FW大橋祐紀、FW町野修斗が入る。仙台は富田と赤崎が下がり、MFフォギーニョとFWフェリペ・カルドーゾが入った。

 両者大きく動いた選手交代。すると、布陣が落ち着かない間にスコアが動く。湘南の左サイドのスローインからプレーが再開されると、中盤で混戦。湘南は岡本が相手のパスミスを奪い切り、一気にショートカウンターを仕掛ける。PA手前から渾身の右足一閃。ゴール左隅に追加点を沈め、2-0と点差を広げた。

 追いかける仙台だが、一矢報いることはできず。そのまま0-2で試合終了となり、2試合ぶりの黒星となった。試合終了時点で、他会場の清水は広島に1-0のリード。このまま清水が引き分け以上に終われば、仙台は2009シーズン以来のJ2降格が決まる。

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