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J2首位の磐田が3位長崎と白熱ドロー…優勝決定は次節以降に持ち越し

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磐田が長崎と2-2のドロー

[11.20 J2第40節 磐田2-2長崎 ヤマハ]

 J2第40節が20日に行われ、前節にJ1昇格圏内の2位以内を確定させた首位ジュビロ磐田は、ホームで3位V・ファーレン長崎と2-2で引き分けた。連続無敗を17試合(11勝6分)に伸ばしたが、優勝決定は次節以降に持ち越し。長崎は昇格王手の2位京都サンガF.C.にプレッシャーを与えることはできなかった。

 今節の結果次第で優勝が決まる磐田と、昇格に向けて勝ち続けるしかない長崎が激突した一戦。先手を取ったのはアウェーの長崎だった。

 前半4分、MFウェリントン・ハットがPA手前右でこぼれ球に反応。左足で打ったダイレクトシュートがゴール左に突き刺さり、2戦連発となる今季6得点目を挙げた。

 しかし、優勝が懸かる磐田も譲らない。前半30分に右サイドのDF小川大貴がスルーパスを出すと、PA内右で受けたMF大森晃太郎がクロスを供給。フリーでファーに入ったMF鈴木雄斗が右足で押し込み、5試合ぶりとなる今季8ゴール目で1-1とした。

 追い付かれた長崎だったが、前半36分に2-1と勝ち越す。右CKの流れからこぼれたボールをFW都倉賢が左足のジャンピングボレーで蹴り込み、3試合連続となる今季7点目を記録した。

 それでも磐田は後半31分、カウンターから小川、MF山本康裕とつないで相手を揺さぶると、最後はMF山田大記が無人のゴールに左足で流し込み、同点弾を奪う。山田は2戦ぶりとなる今季11ゴール目。同アディショナルタイム2分には途中出場のFWファビアン・ゴンザレスがネットを揺らすも、ファウルで得点は認められない。そのまま2-2でタイムアップを迎え、両チームとも連勝が4で止まった。

 J2は今節を終えると残り2試合。首位磐田(勝ち点87)は、この後にゲームを行う2位京都(勝ち点81)の結果に関係なく、今節の優勝はお預けとなった。一方、3位長崎(勝ち点75)は、京都が引き分け以上で昇格の可能性が消滅。京都は勝てば自力で、引き分けた場合は21日の試合で4位ヴァンフォーレ甲府(勝ち点73)が引き分け以下に終わると、今節での昇格が確定する。

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