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残留争う北九州が痛恨の敗戦、残り2節で20位に転落…好調・千葉は見木2発で11戦無敗

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2ゴールを奪ったジェフユナイテッド千葉MF見木友哉

[11.21 J2リーグ第40節 千葉 2-0 北九州 フクアリ]

 J2リーグは21日、第40節を開催し、フクダ電子アリーナではジェフユナイテッド千葉ギラヴァンツ北九州が対戦。前半をスコアレスで折り返した試合は、後半9分と同25分にMF見木友哉の得点が生まれた千葉が2-0の完封勝利を収めた。

 ここ10戦無敗(6勝4分)の千葉は11月13日の第39節琉球戦(△2-2)から先発の入れ替えはなく、同試合と同じ11人を先発起用。一方、残留争いに巻き込まれ、降格圏となる19位に沈む北九州は第39節山口戦(○1-0)から先発の入れ替えはなく、同試合と同じ11人がスターティングメンバーに名を連ねた。[スタメン&布陣はコチラ]

 前半12分に北九州がフィニッシュまで持ち込むが、DF福森健太のパスを受けてPA内に侵入したMF新垣貴之のシュートはGK新井章太に阻まれてしまう。同13分には千葉。左サイドのMF末吉塁が送ったクロスからFW櫻川ソロモンがヘディングで狙うも、シュートはGK田中悠也の守備範囲に飛んでしまった。

 前半26分には再び千葉がゴールを脅かす。緩急を巧みに使ったドリブルで前線に運んだ見木のスルーパスでPA内に侵入した櫻川が切り返しから右足シュート。ボールは田中の脇を抜けるがポストを叩いてしまう。さらに同35分にはCKから放ったMF田口泰士のヘディングシュートのこぼれ球をDF新井一耀が押し込もうとするも、ライン上のMF西村恭史にクリアされてネットを揺らすには至らなかった。

 スコアレスのまま後半を迎えると、同5分に北九州がゴールに迫り、MF井澤春輝のクロスに飛び込んだDF河野貴志がヘディングシュートを放つが、クロスバーを叩いてしまう。すると同9分に千葉が先制点を奪取。高い位置でのボール奪取を成功させ、ボールを受けた見木がPA内の櫻川へ。こぼれてきたボールを回収した見木が左足の鋭いシュートを突き刺してスコアを1-0とした。

 さらに後半25分には右サイドからMF福満隆貴が送ったクロスをファーサイドの見木が右足ボレーで蹴り込み、千葉がリードを2点差に広げる。そのまま逃げ切った千葉が2-0の完封勝利を収めて無敗記録を「11」に伸ばし、敗れた北九州は、愛媛に勝利した相模原にかわされて20位に転落した。

(取材・文 折戸岳彦)
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