beacon

逆転残留に望みをつなげるか…北九州・小林監督、次節ホーム最終戦に向けて「良い準備をして絶対に勝つ」

このエントリーをはてなブックマークに追加

ギラヴァンツ北九州小林伸二監督

[11.21 J2リーグ第40節 千葉 2-0 北九州 フクアリ]

 前節、10試合ぶりの白星を獲得した。しかし、その勢いを持続できなかった。残留争いに巻き込まれるギラヴァンツ北九州小林伸二監督は、「2失点目が痛かった」と悔しさを滲ませた。

 厳しい戦いが続いていた。残留争いに巻き込まれた北九州は第30節秋田戦から第38節甲府戦まで4分5敗の未勝利。思ったように勝ち点を伸ばせずにいたが、前節山口戦で1-0の完封勝利を収め、10試合ぶりの勝利を手に。勢いに乗って千葉のホームに乗り込んできた。

 序盤から千葉に主導権を握られながらも、粘り強く対応して得点を許さずに前半を折り返す。「前から行くところ、行けないときにしっかり守ることはうまくいった」と手応えも感じていたが、後半立ち上がりの同9分に先制点を献上。だが、逆にチャンスもあると捉えていた。

「点を取られた後、(千葉は)意外とセットした守備をするので、まだ時間もあったし、逆にチャンスになると思っていた」

 1点をリードした千葉は守備に重心を置くと予想。そこで押し込む時間帯が続けば、ゴールをこじ開けることも――。しかし、攻撃に転じた後半25分に鋭いカウンターから追加点を奪われ、リードを広げられてしまった。

「2点目の失点が痛かった。ちょっときつかったと思う。どうにかして1点取りたかったが取れなかった」

 0-2の完封負けを喫したチームは、愛媛に勝利した相模原にかわされて20位に順位を落としてしまった。残り2節。まずは次節、ホーム最終戦となる栃木戦での勝ち点3奪取が残留のためにも必須となるだろう。指揮官も「切り替えて次の栃木戦に向けてしっかり準備をしたい。良い準備をして絶対に勝つ」と気持ちを切り替え、“大一番”へと臨む。

(取材・文 折戸岳彦)
★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2021シーズンJリーグ特集ページ
●“初月無料”DAZNならJ1、J2、J3全試合をライブ配信!!

TOP