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インタビュアーの締めを遮った町田FW鄭大世、清水時代恩師の敵将クラモフスキーに一言「試合に出れない監督は評価できない。だけど…」

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2得点を挙げたFW鄭大世

 FC町田ゼルビアは21日のJ2リーグ第40節でモンテディオ山形と対戦し、5-3で逆転勝利。試合後、2得点を挙げたFW鄭大世が相手指揮官ピーター・クラモフスキーに向け、メッセージを送った。

 勝ち点65で並ぶ中位対決となった一戦。前半は山形のペースで、2得点を奪われ、町田は0-2で後半に折り返す。しかし、ハーフタイムで鄭大世とFW太田修介を投入すると、流れは町田に傾いていく。

 町田は後半13分にDF土居柊太が1点を返すと、その2分後には鄭大世のアシストを太田が決め、2-2と同点に追いつく。さらに同27分にはPKを得て、鄭大世が決め切り、逆転に成功。40分にはMF平戸太貴が、41分には鄭大世が立て続けに得点を決め、5-2と点差を広げた。後半アディショナルタイムに失点するが、そのまま5-3で逃げ切り、逆転勝利を収めた。

 試合後、鄭大世がフラッシュインタビューに応じ、「前半は相手がすごくいいサッカーをしていたので、最近なかなか見られなかったやられ方だった」と振り返る。「でも監督が檄を入れて、後半すごくいい形で入りながら、その中の歯車のひとつとして、勝利に貢献できたことがすごく嬉しいです」と喜びを語った。

 逆転勝利には「今日みたいに劣勢の中でも自分たちがリードできるっていう自信がついた。この先もどんな状況でも、自分たちは覆せる、そんな強い心を持って試合に挑みたいと思います」と語った鄭大世。インタビュアーが「ありがとうございました」と締めようとすると、「最後にひとつ…」とそれを遮り、清水エスパルス時代の指揮官で、今はともにJ2を戦うクラモフスキー監督について言及した。

「クラモフスキー監督、去年エスパルスのときに最後試合に出られなかったんですけど、やっぱりすごく良いサッカーをしていました」

「僕は試合に出られない監督は、なかなか評価できないんですけど、すごく尊敬する監督です」

「その人の前で結果を残すことができてすごく嬉しかったです。これからもお互い切磋琢磨できたらいいと思っています。以上です!」

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