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山口が東海大福岡高CB上本銀太の新加入内定を発表!高打点ヘッドと対人の強さ、フィード力兼備

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東海大福岡高CB上本銀太主将がレノファ山口加入内定

 レノファ山口は23日、東海大福岡高(福岡)のDF上本銀太主将(3年=ハジャスFC出身)の22年シーズン新加入が内定したことを発表した。

 上本は180cm、74kgの強靭なストッパー。下級生時から伝統校・東海大福岡でレギュラーを担い、今年はキャプテンを務めてきた。「自分は高校卒業からプロに行きたい。プロになってみんなから応援される選手になりたいです」と語っていた上本に対し、複数のJクラブが関心。練習参加も経験し、プロ入りを勝ち取った。

 特長は空中戦で相手選手の頭上から叩くようなヘディングの強さ。競り勝つだけではなく、味方に繋ぐことにもこだわりを持ってトレーニングしてきた。本人はロングフィードにも自信を持っている。

 また、責任感が強く、チームを励ます声やプレーでも仲間を支えてきた。加えて、東海大福岡の名将、平清孝総監督によると、「対人プレーでボールを奪い切れる力」も山口から評価されたようだ。

 インターハイ予選は準決勝、選手権予選も準々決勝で敗れて全国大会には届かなかったものの、個人として成長、実力を示してプロ入り。平総監督は「より上を目指して努力し続けて欲しい」と期待する。

 上本は山口を通して、「レノファ山口という素晴らしいチームでプレーできることを誇りに思い、常に自分を高め、支えてくれる人への感謝の気持ちを忘れずに、より早くチームの勝利に貢献できるように全力で取り組んでいきます。一日一日を大切に全身全霊で頑張ります。応援よろしくお願いします」とコメント。全国的にはまだ無名だが、努力を続けて、山口に白星をもたらすDFになる。

(取材・文 吉田太郎)
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