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直接対決制した栃木がJ2残留!! 北九州は19位以下が確定…極めて厳しい残留条件

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栃木が残留

[11.28 J2第41節 北九州1-2栃木 ミクスタ]

J2リーグは28日、各地で第41節を行い、ミクニワールドスタジアムではギラヴァンツ北九州栃木SCが対戦し、栃木が2-1で勝利した。栃木は最終節を残してJ2残留を確定させた。

 残留争いの直接対決となり、15位の栃木は勝利すれば自力で残留が確定する条件。一方、20位北九州は残り2試合で連勝しても他チームの結果次第で降格となる崖っぷちの状況でホーム最終戦を迎えた。しかし、北九州は開始早々にアクシデント。前半7分にMF井澤春輝が負傷交代となり、MF針谷岳晃との交代を余儀なくされた。

 すると、栃木が得意のセットプレーから試合を動かした。前半27分、右CKからFW森俊貴が右足でインスイングのクロスを上げると、飛び込んだDF柳育崇がヘッドで押し込み、栃木が先制に成功した。

 北九州は後半29分、鋭いドリブルで仕掛けたMF椿直起がPA右手前の位置で倒され、FKのチャンスを獲得。キッカーのMF高橋大悟が直接狙ったシュートは枠を捉えたが、GKオビ・パウエル・オビンナがファインセーブ。チャンスを逃すと、次の一点を奪ったのは栃木だった。

 後半35分にFW畑潤基が守備網を破って右サイドからカットイン。MF黒崎隼人が折り返すと、走り込んだMF佐藤祥が流し込み、勝利を決定づける2点目。北九州は終了間際にMF西村恭史が1点を返したが、反撃はここまでだった。

 ホーム最終戦に1-2で敗れた20位北九州はこれで19位以下が確定した。最終節で得失点「9」差ある相模原を上回って19位に浮上したうえで、J3の結果次第では残留の可能性は残っているが、現実的には厳しい立場に置かれている。

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