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引き分け以上で4季ぶりJ2昇格の熊本、2位宮崎に敗れ最終節を前に3位に後退

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[11.28 J3第29節 宮崎1-0熊本 ユニスタ]

 ロアッソ熊本が敵地でテゲバジャーロ宮崎に0-1で敗れた。引き分け以上でJ2昇格を決められる一戦だったが、最終節を前に首位から3位に後退した。

 今節を含めてラスト2節となったJ3で熊本は勝ち点51の首位。今節の2位宮崎との対戦で引き分け以上の成績を残せばJ2復帰が決定。さらに熊本が勝利し、同時刻開催の3位岩手対富山で岩手が引き分け以下に終われば優勝まで決まる一戦だった。

 しかしスコアを動かしたのは宮崎だった。後半39分、DF奥田裕貴がFKをゴール前に蹴り入れると、こぼれ球をFW三村真が入れ直す。落としたボールをMF前田椋介が押し込むと、最後はDF代健司のシュートが相手DFに当たってコースが変わり、ゴールネットを揺らした。

 試合はこのまま終了。勝ち点を53に伸ばした宮崎が首位に浮上。岩手も勝利したため、同52となり2位に浮上。熊本は同51のままで3位に後退した。

 残すは12月5日の最終節を残すのみ。しかし宮崎は最終節の対戦はなくすでにシーズン終了。岩手と熊本は自力でJ2昇格を決められる展開になっている。岩手は敵地で沼津、熊本はホームで岐阜と対戦する。

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