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愛媛のJ3降格が決定、内田直接FK弾も水戸に逆転負け…17年ぶりにJ2を去る

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愛媛はMF内田健太(中央)が先制も…逆転される

[11.28 J2第41節 水戸2-1愛媛 Ksスタ]

 J2リーグは28日に第41節を行った。水戸ホーリーホック愛媛FCの対戦は、水戸が2-1で勝利。他会場の結果により、愛媛のJ3降格が決まった。

 21位で降格圏内にいる愛媛は、今節に引き分け以下で降格する可能性がある。他会場の結果を気にしないために、まずは水戸から勝ち点3を奪うことに集中する。

 序盤は水戸に攻撃を許していた愛媛だが、前半17分にセットプレーから先制に成功。MF内田健太がPA手前のFKで左足シュートを放ち、直接ゴールに沈めてみせた。前半は1-0とリードを保ち、後半に折り返す。

 追いかける水戸は、後半5分に同点ゴールを挙げる。敵陣PA付近で混戦となると、PA左で待ち構えたDF大崎航詩にパスが通る。そこから渾身の左足シュートを放つと、ゴールのニアサイド上に突き刺さり、1-1と試合を振り出しに戻した。

 リードを奪いたい両者は、交代カードを切る。水戸は後半14分に2枚替え。MF山根永遠とMF中里崇宏を下げ、MF伊藤涼太郎とFW奥田晃也を入れる。一方、愛媛も同17分にFW唐山翔自に代え、FW吉田眞紀人を出場させた。

 試合は終盤に動く。水戸は後半42分、カウンターから伊藤が逆転ゴール。そのまま2-1のリードを守り切った。愛媛は先制も試合をひっくり返されてしまった。

 愛媛は、他会場の18位・SC相模原が引き分け、19位・ツエーゲン金沢が勝利したため、20位以下が確定。2005年にJFLからJ2に昇格して以来、初のJ3降格となり、16シーズン所属していたJ2リーグから去ることになった。

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